グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

弘法浜で見た植物

2010年06月08日 | 植物
 先日西谷の日記で、万立浜で見られる植物が紹介されました。
私もちょうど、海岸で見られる植物が欲しいと思っていた所です^^
という事で、もう少し、海付近で観察出来るものをご紹介しましょう。

私のホームグラウンドは元町近くにある弘法浜。
そこは砂浜が広がる所なので、万立て浜付近とは違った風景に感じられます。


まず、ハマダイコン。
もう、1ヶ月ぐらい前から咲いていたっけな。
まだ咲いているのがありました。
ほとんどは

こんな感じで種になっています。
ハマダイコンは本当に引っこ抜くとダイコンが出てくるのですよ^^
とてもとても小さいですが、おつけものにして食べる事も出来ます。
紫のかわいい花もそれごと食べるとダイコンの味がします。

種がたくさん出来るので、家に持ち帰って庭に植えてみた事がありますが、つかなかったのは海岸じゃないからなのかなぁ?

次に

テリハノブドウ。
葉が照ってないのがシチトウエビヅルで実は食べられるのですが、こちらの
テリハノブドウは残念ながら美味しそうな見た目とは逆に、食べられません。

どちらも同じような環境で、同じタイミングで勢力を伸ばして(蔓を伸ばす)くるので、
「どっちがどっちだっけ??」と悩みます。
ので、実が熟してもうかつに食べる事ができません(T_T)


それから、

この日記でも何度か出てきているハマゴウが群生しています。
バーベキューの時なんかに一緒にちょこっといぶすと虫よけになる、という事で
重宝する葉っぱです♪
花の時期ではないけれど、今の時期もとても良い香りが漂っていますよ!

最後に

ギシギシが少し前に花を付けたと思ったら、もう実になっています。
今、パームラインを歩くとあちらこちらでハチジョウイタドリに混じってこのギシギシの穂が見られます。
おや~~~?
この大量に種をつける感じとか、翼がついている感じとか、
イタドリにそっくりではないですか!?

「熟すと褐色に変わる」と、伊豆大島の植物図鑑に書いてあります。
上の並んだ写真、左ができたて、右が熟した状態ですね。
そしてまた種をたくさん飛ばして分布を広げていくのでしょう。

ちなみに、これも食べられる植物です^^
と言ってもこんなに成長しちゃったらもうダメ。
春さきに若い芽が出てきた頃に摘んで、かなりマメに房をはがしたりするらしいです。
ヌメリがあって、お浸しで食べたりするようです。
今年は逃したので、来年やってみたいなっ。

浜辺にはまだまだご紹介したいものがいっぱいあります^^
また次の機会に、続きでご紹介したいな、と思っています♪

(友)
コメント
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