グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

タンキリマメ

2011年11月14日 | 植物
日曜日の歩き会は磯へ出かけました。この前ここに来たのは夏の7月ごろでした。

その時に、オーバーハングしていた所の土が崩れていました。


ススキの根がむき出しになっているので崩落したばかりの様です。大きなススキは根もしっかり張っています。


隣の小さい物は長―い根ですが思いの外に少ないですね

磯も以前より変わったような…

海のゴミが沢山打ちあがって居ました。そんな中、


陸(山)から落ちて来た種は芽を出していました(水分は限りなく塩水ですが生長は大丈夫なのでしょうか?)周囲には大きな株が無いので、すくなからず消えてしまう運命なのでしょうが。

ドレッシングかけたら食べられそうかな?

他にも何か無いかな…

これは海からの贈り物 サンゴの仲間?(今日の土産はこれ!)

可愛い種み~つけた。
タンキリマメ?トキリマメ?葉の先が丸いようだからタンキリマメ!  
それにしても面白い形(丸いボートの縁に豆が乗っているのです)

重力散布(そのまま上から落ちる)かと思ったら被食散布(鳥に食べて貰って種を広範囲に落とす)
この時鳥は美味しそうな実だな~と思って食べるのですが、じつは種を食べただけでそのまま種は出て来てしまうようで鳥にとっては何も利益は無いのです。赤い莢と黒い種で鳥にとっては美味しいごちそうと見えるそうです。
人間だったら体内通過のみのダイエット食? (しま) 
コメント
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