グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

ヤマユリの実

2011年11月28日 | 植物
お休みの日は歩きに行きましょ。
今日は裏砂漠に!裏砂漠のバス停付近から入って来ました 登り坂はしんどいぞ~

風の通り道は 飛んでみましょう(もっと強ければ紐を用意しておいた方が良いでしょうかね フフ)

歩くときはキョロキョロと 下も見なくては

サネカズラ(美男蔓)

サルナシ

ムカゴ

オオムラサキシキブ
ふ~

これは何でしょうね

見上げて捜すと木から下がってぶらぶらしている物が有りました

これも判りません(もっと勉強せいよ!)

中を割ってみると。白い果肉と可愛い種が入っていました。鳥に食べてもらう作戦ですね。

ユリの朔果も見つけ。冬に気がつくときはもう種が入って無ので

そ~と開けて覗いてみますと!びっくり
 な なんと網が付いてる!!これって何の為何だろう・・・

中には薄い種が行儀よく入っていました。正確には薄い種ではなく薄い羽根が付いている種なのです。花の大きい割には種が小さい。
この種、発芽するまでには2年 花を咲かせるまでもう2年で合計4年ほどかかるようです。
自分で育てるには球根で咲かせる方が早そうですね。でもその時のルールが有るそうで、山で球根を掘り上げる時には球根の鱗片を2~3枚はがして掘り上げた周辺に埋めるそうです。根こそぎ取らず次に又花が咲くように(鱗片挿しでも花が咲くまで2~3年ぐらいかかるそうです)とのやさしい配慮なのですね。

今頃、山では種たちが風に飛んで居る事でしょうか?今年見た花の子供たち4年後に又会いましょう(しま)
コメント (2)
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