私が参加させてもらっている“地震火山こどもサマースクール”のメーリングリスト上で募集があった“磐梯山ジオパーク、スノーシューツアー”に行ってきました。夏に続いて2回目の磐梯山です。
磐梯山ジオパークの佐藤さんの案内で、ツアーが始まりました。

磐梯山は1888年(明治21年)の噴火で山が崩れ、岩なだれが多くの民家を飲み込み477名もの方がなくなったという歴史をもつ火山です。
夏に訪れた時は銅沼(鉄さび色の赤い湖)ごしに、その時崩れた壁を見上げました。

今回はその湖の上を、スノーシューをはいて歩きました。

歩いている場所の下が、夏には赤い湖だったことを思うと、「スゴイ~」って思いました。
真っ白な雪原を歩いていくと、すぐ横の壁面からモクモクと噴気が上がり「この山の下には熱いマグマがあるんだぞ~」ということを教えてくれます。(最近測ったら90度ぐらいだったとのこと。)

崩れてきた大きな岩があちらこちらに転がり雪の中に埋もれています。
そしてここでも、ヤシャブシがたくましく生きていました。
ヤシャブシ越しの磐梯山の風景。大島ならヤシャブシ越しは三原山なのですが(笑)

しかしここでは、ヤシャブシ達がタネを飛ばしても雪の上に落ちてしまいます。
タネたちは雪に埋もれながら春を待つのでしょうか?
壁に近づけば近づくほど、迫力が増してきます。

絶景だ~(^O^)

墨絵のような世界に一か所だけ黄色い色のついている壁があります。
イエローフォールと呼ばれる凍った滝で、鉄分や硫黄分を含む岩からしみだす水が凍ったものだそうです。

背後にある黄色い氷の塊が見えるでしょうか?
氷をなめるとわずかな酸味があって、夏に舐めた銅沼の水を薄めたような味がしました。
磐梯山ジオパークのみなさんは、目の前の景色から「山が崩れた」という事実を理解してもらうために、様々な工夫をされていました。

模型はリュックにはいる大きさのものを2種類、見せてもらいました。(実際にはもっとあるのかも…)
現地で模型を見ながら話を聞くと、とてもわかりやすいです。
(大島でもリュックに入る小型の模型を作りたい…。)
さらに磐梯山ジオパークでは、子どもたちに“山が崩れて今の地形ができた”ことを親しみやすく伝えるために“岩なだれ”のジェスチャーも考案。実際に崩れた山の下で、実演してくれました。

(このあと私もやってみましたが、写真は公開しません・笑)
初めてのスノーシュー体験でしたが、ふわふわ雪原を自由に歩けるのはとても楽しかったです。
そして山が崩れてできた壁の下を歩いて、“山は崩れる”ということも実感しました。
プレート同士がぶつかってぎゅうぎゅう押し合い、高くなった山も崩れますが、火山はそれらの山よりさらに崩れやすい…磐梯山が過去に経験したことは伊豆大島にとっても他人事ではない…とも思いました。
この先、大島のジオパークも他のジオパークと交流しながらお互いに学び合っていけたら良いなぁ、と思います。
ところで、前日には東北に行ったついでに、山形の雪旅籠を見てきました。
出羽三山信仰で栄えた昔の町並みを雪を使って再現する「月山志津温泉雪旅籠の灯り

ここでは山形大学が主催する月山マイスターによる月山の成り立ちやその魅力の紹介が、雪のシアターで行われていました。

日本各地に、その土地の成り立ちを学び、その魅力を伝えようと活動する方達がいるのですね。
なんだかすごく励まされました~(^^)v
今回案内してくださった磐梯山ジオパークの皆さん、JGC委員の中川さん、ありがとうございました!
いつの日かまた、伊豆大島ジオパークのメンバーや友人を誘って遊びにいきたいです。
その時はよろしくお願いします(^^)v
(カナ)
磐梯山ジオパークの佐藤さんの案内で、ツアーが始まりました。

磐梯山は1888年(明治21年)の噴火で山が崩れ、岩なだれが多くの民家を飲み込み477名もの方がなくなったという歴史をもつ火山です。
夏に訪れた時は銅沼(鉄さび色の赤い湖)ごしに、その時崩れた壁を見上げました。

今回はその湖の上を、スノーシューをはいて歩きました。

歩いている場所の下が、夏には赤い湖だったことを思うと、「スゴイ~」って思いました。
真っ白な雪原を歩いていくと、すぐ横の壁面からモクモクと噴気が上がり「この山の下には熱いマグマがあるんだぞ~」ということを教えてくれます。(最近測ったら90度ぐらいだったとのこと。)

崩れてきた大きな岩があちらこちらに転がり雪の中に埋もれています。
そしてここでも、ヤシャブシがたくましく生きていました。
ヤシャブシ越しの磐梯山の風景。大島ならヤシャブシ越しは三原山なのですが(笑)

しかしここでは、ヤシャブシ達がタネを飛ばしても雪の上に落ちてしまいます。
タネたちは雪に埋もれながら春を待つのでしょうか?
壁に近づけば近づくほど、迫力が増してきます。

絶景だ~(^O^)

墨絵のような世界に一か所だけ黄色い色のついている壁があります。
イエローフォールと呼ばれる凍った滝で、鉄分や硫黄分を含む岩からしみだす水が凍ったものだそうです。

背後にある黄色い氷の塊が見えるでしょうか?
氷をなめるとわずかな酸味があって、夏に舐めた銅沼の水を薄めたような味がしました。
磐梯山ジオパークのみなさんは、目の前の景色から「山が崩れた」という事実を理解してもらうために、様々な工夫をされていました。

模型はリュックにはいる大きさのものを2種類、見せてもらいました。(実際にはもっとあるのかも…)
現地で模型を見ながら話を聞くと、とてもわかりやすいです。
(大島でもリュックに入る小型の模型を作りたい…。)
さらに磐梯山ジオパークでは、子どもたちに“山が崩れて今の地形ができた”ことを親しみやすく伝えるために“岩なだれ”のジェスチャーも考案。実際に崩れた山の下で、実演してくれました。

(このあと私もやってみましたが、写真は公開しません・笑)
初めてのスノーシュー体験でしたが、ふわふわ雪原を自由に歩けるのはとても楽しかったです。
そして山が崩れてできた壁の下を歩いて、“山は崩れる”ということも実感しました。
プレート同士がぶつかってぎゅうぎゅう押し合い、高くなった山も崩れますが、火山はそれらの山よりさらに崩れやすい…磐梯山が過去に経験したことは伊豆大島にとっても他人事ではない…とも思いました。
この先、大島のジオパークも他のジオパークと交流しながらお互いに学び合っていけたら良いなぁ、と思います。
ところで、前日には東北に行ったついでに、山形の雪旅籠を見てきました。
出羽三山信仰で栄えた昔の町並みを雪を使って再現する「月山志津温泉雪旅籠の灯り

ここでは山形大学が主催する月山マイスターによる月山の成り立ちやその魅力の紹介が、雪のシアターで行われていました。

日本各地に、その土地の成り立ちを学び、その魅力を伝えようと活動する方達がいるのですね。
なんだかすごく励まされました~(^^)v
今回案内してくださった磐梯山ジオパークの皆さん、JGC委員の中川さん、ありがとうございました!
いつの日かまた、伊豆大島ジオパークのメンバーや友人を誘って遊びにいきたいです。
その時はよろしくお願いします(^^)v
(カナ)