グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

今朝の大島

2012年08月01日 | 今日の大島
島の西側は↑のように見事な夏空が広がっていました。
元町港(もとまちこう)です。
しかし東側には暗い雨雲が迫ってきています。
島の中部地区はその端境にあって面白い空模様でした。
いつ雨が降ってもおかしくない天気です。


手前の稜線は愛宕山、奥は三原山。


牧場から滑走路を望む。


坂道を上ると夕日の景勝地、赤っ禿(あかっぱげ)。


元町中通り南側の交差点。


湯の浜(地曳浜 じびきはま のほうが馴染み深いです)には台風のうねりが来ています。


その波を待つサーファー。


来た!!


今日は町の水泳大会です。


東電の鉄塔。


やっぱり雨が来ました。
かなりいい降りっぷりです。


でもすぐに雲が切れて青空に。


水溜りの中にも太陽が。


この10日ほど雨がほとんど降っていなかったので島中の緑が生き生きしています。
もっと降ってくれてもいいです。

                            がんま
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素敵なツアーでした。

2012年08月01日 | ツアー
風呂に入ってからのつもりが、なぜか一晩寝てからの投稿です。汗
昨日の三原山ツアーは、4名のご家族と一緒に歩きました。

小学生のK君は少し足が不自由で、長い距離は歩けないとのことでした。
で、みんなで交代で車いすを押しながら、三原山を登りました。

でもK君は、ところどころがんばって自分の足で歩きました。
最初は235年物の縄模様溶岩まで、砂の上に溶岩が転がる未舗装の場所を数10m。

実物に触れて、何を感じたかな?

次に“アア溶岩登り”に、チャレンジです。
お父さんと手をつないで、ゴロゴロの斜面をゆっくり登ります。

「大丈夫ですか?」by私。
「大丈夫ですよ。だめだったら引きかえせばいい。」byお父さん。

そしてついに1986年に山を流れ下った“溶岩流”の上に立ちました!
やった~!

K君のがんばりを、三原山も空も、たたえてくれているかのようでした。

下り斜面も慎重に降りて、みんなで記念写真を撮りました。
背後の溶岩に登ったのですよ!

これ、絶対周りの人に自慢できますよね!

「良くやりましたね。」byユリ。

本当に祝福の花束かと思うほど、見事なタイミングで見事なユリが現れました。

さて、上り坂はみんなで交代で、車イスを押しながらの登山です。
中学生のお姉ちゃんが、ものすご~くがんばっていました!

私もちょっとだけ押しましたが、急な上り坂は力が必要で結構きついです。
でも押していると、さりげなく皆さんがサポートしてくれます。

一人が押し(主にお姉ちゃんでした)周りが時々手助けをするような形で、ついに火口までやってきました!「うわ~!すごい!」

皆さんの労をたたえるかのような、鮮やかな色のでっっかい火口と青空です。
「せっかくここまで来たのだから下りたくないよね。ずっとここにいたいね。」
同感です!

この後、がんばったお姉ちゃんにちょっとプレゼントを。

湯気のあがる溝を見たり、飛んで来た火山弾に触れて、火山を体感してもらいました。
60年前の噴火で降り積もった三原新山や、でっかい火山弾と一緒に記念写真~。

富士山にかかっていた薄雲もとれ、夏の青空が広がっていました。
富士山も三原山のゴジラも参加で、またまた記念写真!

いや~、最高の気分でした。

帰りの下り坂も、お姉ちゃんが大活躍。
時々交代したものの、ほぼ一人で車いすを押してくれました。

K君も自分で手を添えて、手伝っていました。
そして出発地点に戻って来た時、お姉ちゃんに「がんばったな。」と声をかけていました。

確かに!お姉ちゃんのがんばりには、大人もみんな感動しました。
でも、がんばったのはK君もでした。

ゴツゴツ溶岩歩きに、怖がらずにチャレンジしました。
平地で転んで膝を擦りむいた時も「乾かしたほうがいい」と、全然平気でした。

転ぶことになれている、のだそうです。
他の場所でも、歩ける場所は自分で歩きました。

みんなが自分のできることをする、そしてお互いに助け合う…とても素敵なツアーでした。
私にとっても今回のツアーは、ずっと忘れられない思い出になりそうです。

N家の皆さん、一緒に歩いていただいてありがとうございました。


(カナ)
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