昨日、1年前のツアーに参加されたご家族が、またツアーをリクエストして下さいました。大学生の息子さん、ご夫婦、ご両親という3世代のご家族です。
あまり歩かない計画だったのと、山に雲がかかっていたのとで、最初に1986年の溶岩流へ。

ガラガラ溶岩の上を、みなさん自分のペースで歩かれていました。
次に赤い溶岩が降り積もった丘、赤禿へ。

海の奇麗さに見とれました。
赤い溶岩と青空!

爽快~!
牧場では大島牛乳をゴクゴク。

「おいしい!」by皆さん。
1Lの牛乳が、あっという間になくなりました!
昼食に合わせて山に登りました。
山でお昼を食べれば、昼食前と後のどちらかで、雲が切れて山が見えるのではないかと思ったのです。
そうしたら…着くなりこの景色でした!
右からモクモク流れてくる雲が、まさに山の姿を隠す直前でした。

山はクッキリ見えるし、雲の動きは面白いし…皆さんの1年ぶりの再訪を、三原山が歓迎してくれているように思えてなりませんでした。
午後は少し森を歩いた後、裏砂漠へ。
ここでも雲の動きが気になります。

雲が三原山の姿を隠してしまっているのでは?
息子さんが先に見に行って「見えます~!」と教えてくれました。
良かった~。
山はきれいに見えるし風も弱いし、最高のコンディションです。
少しゴツゴツしていて痛いけれど、座ってゆっくり休むことにしました。

空を流れる雲の動きを追いながら「地球は丸い。」と、お母さん。
素敵な感性です!
黒い砂漠の上を這うように動く、黒い陰を見ながら…

「どの陰がどの雲のかって、わかりにくいよね。」
確かに、雲はいっぱいあるのに陰は少ないような…しばらく真剣に雲と陰を見つめました。(笑)
さて、リクエストの筆島を見て、地層大切断面へ着いた頃には、かなり日が傾いていました。

空には様々な種類の雲が浮かんでいて、遠方の島影もクッキリ見えていました。

すごい~!と叫ばずにはいられないほど美しい景色で、なんども叫びました(笑)
そして空に浮かぶかのように、ジョロウグモの夫婦が網を張っていました。

1年前も全く同じ場所で、みんなでクモを見て盛り上がった記憶が蘇りました。
あまりにも同じシチュエーションなので、なんだか不思議な夢でも見ている気分でした。
同じと言えば、1万5000年分の地層が傾いた日に照らされて、ひときわ明るい色になる景色も、そしてみんなでそれに見とれるという状況も、全く同じでした。

「赤~い!」by私。
ますます不思議な気分になってきました。
ところでこの時点で、一眼レフで写真を撮っていたお父さんの残りフィルムは、1枚でした。
「最後の1枚は、大島らしい、光る海を撮ってもらいたい」
そう思って海岸に立ち寄りました。
海には私の大好きな“光の帯”がのびていました。
そしてその帯に船が近づいてきました!
「あの帯に船が入ったら最高だ」
…みんな思いは同じだったようです。

思い思いに、輝く帯の写真を撮って時を過ごしました。
そして海だけでなく、夕日を浴びて柔らかいピンク色に染まる火山と皆さんの姿も、とてもとてもキレイでした。

1年ぶりに訪ねてくださった皆さんと、丸一日、大島の自然の中で過ごせたことがとても嬉しかったです。
大満足の1日でした。
(カナ)
あまり歩かない計画だったのと、山に雲がかかっていたのとで、最初に1986年の溶岩流へ。

ガラガラ溶岩の上を、みなさん自分のペースで歩かれていました。
次に赤い溶岩が降り積もった丘、赤禿へ。

海の奇麗さに見とれました。
赤い溶岩と青空!

爽快~!
牧場では大島牛乳をゴクゴク。

「おいしい!」by皆さん。
1Lの牛乳が、あっという間になくなりました!
昼食に合わせて山に登りました。
山でお昼を食べれば、昼食前と後のどちらかで、雲が切れて山が見えるのではないかと思ったのです。
そうしたら…着くなりこの景色でした!
右からモクモク流れてくる雲が、まさに山の姿を隠す直前でした。

山はクッキリ見えるし、雲の動きは面白いし…皆さんの1年ぶりの再訪を、三原山が歓迎してくれているように思えてなりませんでした。
午後は少し森を歩いた後、裏砂漠へ。
ここでも雲の動きが気になります。

雲が三原山の姿を隠してしまっているのでは?
息子さんが先に見に行って「見えます~!」と教えてくれました。
良かった~。
山はきれいに見えるし風も弱いし、最高のコンディションです。
少しゴツゴツしていて痛いけれど、座ってゆっくり休むことにしました。

空を流れる雲の動きを追いながら「地球は丸い。」と、お母さん。
素敵な感性です!
黒い砂漠の上を這うように動く、黒い陰を見ながら…

「どの陰がどの雲のかって、わかりにくいよね。」
確かに、雲はいっぱいあるのに陰は少ないような…しばらく真剣に雲と陰を見つめました。(笑)
さて、リクエストの筆島を見て、地層大切断面へ着いた頃には、かなり日が傾いていました。

空には様々な種類の雲が浮かんでいて、遠方の島影もクッキリ見えていました。

すごい~!と叫ばずにはいられないほど美しい景色で、なんども叫びました(笑)
そして空に浮かぶかのように、ジョロウグモの夫婦が網を張っていました。

1年前も全く同じ場所で、みんなでクモを見て盛り上がった記憶が蘇りました。
あまりにも同じシチュエーションなので、なんだか不思議な夢でも見ている気分でした。
同じと言えば、1万5000年分の地層が傾いた日に照らされて、ひときわ明るい色になる景色も、そしてみんなでそれに見とれるという状況も、全く同じでした。

「赤~い!」by私。
ますます不思議な気分になってきました。
ところでこの時点で、一眼レフで写真を撮っていたお父さんの残りフィルムは、1枚でした。
「最後の1枚は、大島らしい、光る海を撮ってもらいたい」
そう思って海岸に立ち寄りました。
海には私の大好きな“光の帯”がのびていました。
そしてその帯に船が近づいてきました!
「あの帯に船が入ったら最高だ」
…みんな思いは同じだったようです。

思い思いに、輝く帯の写真を撮って時を過ごしました。
そして海だけでなく、夕日を浴びて柔らかいピンク色に染まる火山と皆さんの姿も、とてもとてもキレイでした。

1年ぶりに訪ねてくださった皆さんと、丸一日、大島の自然の中で過ごせたことがとても嬉しかったです。
大満足の1日でした。
(カナ)