グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

アゲハチョウを飼う

2012年09月14日 | 
今日、仕事場の庭で、ふと空を見上げると羽がボロボロになったアゲハチョウが、
タラノキの葉に止まりました。

ナガサキアゲハのようにも見えたものの、正確には分からないほど羽が破れてました。

近くのミカンの木では、
他のナガサキアゲハがクモの巣を上手く避けて、あちこちの葉に産卵していました。

こちら↓は、昨日の朝に羽化した時のカラスアゲハ♀。

網戸につかまって羽を伸ばし乾かしています。

何度見ても見飽きませんねー!

そして、とてもキレイです~!!

羽化は何とも不思議で神秘的な瞬間です。

林のふちなどに生えていることの多いカラスザンショウの若い株を見つけて、
虫食い状態の葉のそばに小さな幼虫が付いているのを探します。

カラスザンショウに、こんな子↓がいたら、

我が家の貴賓室へお招きせずにはいられません(笑)

幼虫もここまで大きくなれば、もうすぐサナギになります。

これ↓は、サナギになる直前のところ。モンキアゲハかな。

幼虫がサナギになるシーンも変身の序章といった感じで、
この静けさがいいです。

貴賓室の天井部分から、ぶら下るのを選んだり↓、

(ちなみに、こちら↑はクロアゲハのサナギ)

割り箸を立てておくと↓、

出初式のハシゴ乗りのようにポーズを決めたキアゲハのサナギ。


もし、1れい2れいの小さな幼虫を見つけてきたら、生け花の要領で
空きビンに水を入れて、葉柄を差しておけば葉が新鮮なまま長持ちするので、
幼虫もよく食べて脱皮を繰り返し、どんどん大きくなります。

カラスザンショウにいた子には、ずっとカラスザンショウの葉を。
ミカンにいた子には、ずっとミカンの葉を与えて。

偏食を直そうとしないでね(笑)

(なるせ)



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