グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

爽やかな1日

2013年05月12日 | ツアー
昨日の雨と風がウソのような爽やかな天気になりました。

今日の三原山です。

ツツジがますます華やかになり、青空に様々な形の雲が浮かんでいました。

今日のツアーに参加してくださったのは、イギリスと日本の両方で暮らしているというTさんご夫婦とお友達のご夫婦。「あまりにも世界中を旅しているので日頃はお土産を買わないのよ」とおっしゃるTさんでしたが…

ツアーの最初に山頂口のお土産屋さんで、お土産をいっぱい買ってくれました。

40年間この場所で手作りのお土産を売り続けているということに、価値を感じてくれたようです。
(ありがとうございます!嬉しかったです~。)

Tさんはハワイ島のキラウェア火山も歩かれていましたが、でも「今日のこの場所は、大島らしいオリジナルなはず!」ということで…立ち寄りました。

ツツジが彩るパホイホイ溶岩の丘!丘の上から流れ出し様々な模様を作って固まった溶岩の上に、新緑の明るい緑とオオシマツツジのオレンジピンクが色を添えて、まるで豪華な庭園のようです。

「素敵ですよね。」と皆さん。
ありがとうございます!(2回目・笑)

今日はTさんたちに、スナゴケの胞子体も見つけてもらいました。

春の雨のあとだからでしょうか?
とっても元気に、ニョキニョキ伸びていました!

眼下に海を見下ろしながらのランチタイム。

白い雲が、劇場の幕のように左から右に動き、海の上に浮かぶ南の島が見えてきました。
まるで雲の見本市みたいに、色々な形の雲が空に浮かんでいました!

ところで今日参加されていた女性1人は、ロングスカートでした。

「海外で砂漠を歩く時はスカートが便利なのよ。」とTさん。遮る場所もトイレもない場所を歩く時は裾が広がるスカートが便利だとのこと。現地の女性も皆スカートをはいているとのこと…なるほど~!

実は三原山のロングコースは、女性には特にトイレが問題なのです。「こんどリュックにレンタルスカート入れて歩こうか?」って本気で思いました。(笑)

火口一周コースの道。

長年苦労を共にされたお2人が仲良く並んで歩いて行く風景が、ムチャクチャ素敵でした!

そして、様々な形のゴツゴツ溶岩を枯れたススキ越しに眺めるのも、これまた素敵な景色でした。

旦那さんは鳥の鳴き声の口笛がとても上手で、時々本物のウグイスかと思うほど…。
「ホーホケキョケキョケ…」「ホーホケキョ!」とウグイスと会話していました(スゴイ~!)

裏砂漠ではいつものように、大地に寝転んで“ツボマッサージ”でリラックス。今日はさらに空に浮かぶ白い雲の形の変化を楽しめる、というおまけ付き。なんとも爽快です!

「この青空に、黒い溶岩の粒を浮かべて写真を撮りたいなぁ」寝転んでいるうちにそんな気分になり挑戦してみましたが…

1人では上手く撮れませんでした。(皆さん、静かに休んでいたので)
で…

これで代用!(笑)

この後いつものとおり草地から森を抜けて、ノンビリ歩きました。
そして暗い森を抜けた後は、またまた華やかなオオシマツツジの花が私たちを迎えてくれました。

なんとも贅沢な気分でした。

帰り道、今日歩いた全行程が一望できる展望所に立ち寄りました。
「背後の山を右から左に全部歩いたんですよ。」「やった~!」

素敵な笑顔!

皆さん、お疲れさまでした&ありがとうございました。
とっても楽しかったです。

(カナ)
コメント (4)
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