グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

いったい何のため??

2018年07月06日 | 
蝶々がやってきて、家の窓に止まりました。


ツマグロヒョウモンチョウ!
と思ったのですが、なんか違う


そのうち何回かバタバタしだしました。

ずっとパタパタと羽ばたいているので、
なかなか内側の模様が撮れない

ようやく一枚(ぶれぶれだけどこれでもがんばった)

・・・ツマグロヒョウモンチョウメスかも。
・・・でもなんかやっぱりちがーう
調べる…ヒメアカタテハ!
そうだったそうだった、この前願法さんがアップしていましたね。

そしてこの体勢に。

近づいてもじっとしていてくれるので、いっぱい観察できました。
○の模様きれい、ブルーがいい💖
色も白い。
そしてヒョウモンじゃない笑

おとなしく何をしてるのか、と見ると、
一心不乱にタイルとその端をなめていました!!!

なぜ???????
甘くないと思うけど?
水分…でもタイルに水滴はついていない。
じゃあ塩、、、かも!
…(間接的に)タイル舐めてみたけど無味。
なんかのケミカル成分出てて、その中毒??笑
(でもタイル貼ったのは1年以上前…)
ほんと、謎でした。
どなたかわかりますか??


おまけ
きちんと見比べたくて、
去年育てて羽化したツマグロヒョウモンチョウの写真を引っ張り出してきました。
(またもひどい写真だけど…ちゃんと元気で生きてる写真です)

こうやって見ると、配置の法則はほとんど同じ。
細部を見ると、全然違う。という感じにみえます。

二種は分類で言うと、大きいグループタテハチョウ科に属していますが(7200種もいるそう)
そのすぐ下の分類で分かれていて、

ヒメアカタテハはタテハチョウ亜科
ツマグロヒョウモンチョウはドクチョウ亜科に属しているとのこと。
でもその下の分類(タテハチョウ族)まで一緒のルリタテハ
より、ツマグロヒョウモンチョウのほうがよっぽど似てると思うのですが?!

最近はDNAの研究も普及して、だいぶ分類がまとまってきたとのこと。
(ということは見た目には似ているけど、DNA的にはちょっと遠いという事でしょうか。)
でも分類の仕方はまだまだ発展段階にあるそうです。
http://www.pteron-world.com/topics/classfication/nymphalidae/nymphalidae.html

とここまで書いて、ツマグロヒョウモンチョウは
毒のあるカバマダラに擬態しているといわれていますが、
ヒメアカタテハもカバマダラになったつもりなのかも?!
と思いました。
(でもやっぱりなぜその分類なのかはわからない)

ま、とにかくこの目(鼻?)、モフ感、そしてこの首の角度はそっくりだと思いました笑


(あい)


コメント
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