グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

ジオパークネットワーク関東大会筑波山ツアー

2019年02月11日 | 火山・ジオパーク
私の筑波山と言えば“ガマの油売り”と百人一首の“筑波根の峰~~”です
現地の筑波はどの様な物が見られるか興味津々
私達のツアーは現地到着しました


ガイドとガイド板ですが、ガイドをする私はゲストとしてとガイドとしての両方の立場で見てしまう


工事中ですが神橋


こんな感じで渡る


歌碑も沢山有りました。関東平野の広い所から見る事が出来る山は歌の題材にぴったりなのでしょう


筑波神社山岳信仰の歴史が色濃く残るところでしたが、明治時代の廃仏毀釈の影響で規模が小さくなってしまったとの事


徳川家光の庇護のもとに出来たので葵の紋も有りました


こんな感じで宿坊や庵が有った様です


日光で有名な“三猿”も彫られていました


ケーブルカーに乗って山頂へ(全長298メートル)ツクバなんですって


途中にはトンネルも有り トンネルを抜けると


雪が積もっていました(あれ何かに似ている?)
山からの眺めはやはり嫌と言うほど遠くまで見ることが出来ました(富士山までも)

大島なら周りが海なのですが

ランチのお弁当 これも立派なジオです



中々カラフルでバラエティーに飛んでいます。ゆっくり食べたいのですが、急いで食べなければ無ければいけません

この紫峰杉(シホウスギ)を見るために!





余り大きいので(地形的にも)1枚では収まり切れませんでした
高さ40メートル 幹回り70センチ 樹齢800年(大島桜と同じね)

近くに男女川(みなのがわ)の源流が有りました

源流なのでチョロチョロ 百人一首で読まれたのはどの辺なのでしょうか?

筑波山のブナ林は山頂付近にあり氷河期の生き残りとも言われているが近年少なくなってしまったので保護育成に力を入れている


予定時間に帰りのケーブルカーに乗ることが出来ました(ガイドとしては大切)

梅林に移動

ロックガーデン風 木はあるのですが花はまだ


咲いていました

でも、ここでは

右側と左側は見える岩石が違う所を見ます(梅がもっと咲いていたら良いのに)

右は斑レイ岩。左は花崗岩が見えます
過去の土石流によって運ばれた物で花崗岩は風化されやすくこの境も(沢)徐々に左側に移動してくるとの事。左手を見ると

こんなガッツリの岩も風化してマサと呼ばれる砂粒になる

山頂が雪のために予定変更になった“筑波山のジオツアー”予定通りバスに乗り帰り着きました(しま)つづく
コメント
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