グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

独楽との出会い

2019年02月25日 | 植物
先日の出会った人は片瀬の方。 片瀬って どこ?
“片瀬江ノ島”って言えば『あ~あ あの辺ね』と分かってくれる人も多いかもしれませんね。晴れると大島の良く見える所です。
片瀬の漁師さんは大島に来てくれたようで色々な物も行き来した様です。その中で椿の木(枝)で作った独楽が片瀬で古くから伝えられているとの事です。

今は独楽を作る方が一人しかいないとの事

独楽に心を動かされた人が弟子入りして製作に励もうと大島にも工房を立ち上げました


独楽の本体は椿の木。心棒は樫の木、これは漁船の艪(使わなくなった物の再利用)そして、コマ回しの紐は投網の再利用
勿論色々な地域の椿の木を試して製作したのですが大島椿が独楽作りにはとても良いそうです(何だかうれしい)

独楽同士をぶつけて“喧嘩独楽”として楽しんでもいた
新築や出産のお祝いとして贈られることもあったとの事

色は主に赤と緑の色分けがされています

私も廻してみた~い でも、下手くそなのよね


わ~ 一回で廻った!すごーい でも、これは独楽の性能が良いから。回しやすい独楽だそうです。ひとつほしいな~でも手作りで椿の木も良く良く乾燥させなくてはいけないので大量生産が出来ないそうです。残念

子供放課後教室に来てくれた方でした。旧差木地小学校で椿の木の加工・乾燥をするのでこれから顔を合わせることもあることでしょう
夏には片瀬の子供達と島の子供達が一緒にふれあいを持つことも考えているとのこと 楽しみですね。(しま)

コメント
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