nikkurei社長のひとこと**ケアマネは希望の星だ**

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要は言い方、考え方

2010-07-02 17:31:00 | ケアマネジメント
歩行訓練ができれば外出がより容易になると判断した高齢者、利用している通所介護では歩行訓練ができない、通所リハは少ない地域で今すぐは利用できない、がPTのいる訪問看護ステーションが地域にはある。そこで訪問看護を計画に組み込むことを考え、指示書を医師にお願いしたところ
「そういうサービスは重度の人が利用するものであなたには必要がない」と断られ、結局、訪問看護によるリハは使えなかった。

ポイントはいくつかあるのでしょうが、医師の判断についてのみに絞りたいと思います。
この場合は本人(患者)が医師に言ったのでしょうね、そこには介護支援専門員の意向が伝わっていていませんから医師としては本人だけを念頭において判断したのでしょう。
やはり本人だけに任せるのでなかったということがまず1点、次に介護支援専門員が同行した場合でもこのような判断をされる医師はいますから、そのときはどうするかです(おそらくこの医師では介護支援専門員同行でも同じ判断でしょう)。

お願いごとをそのまま聞く医師はいませんから「お願い」ではなく「相談」でしょうね(医師のプライドとかではなく)。介護支援専門員も同じでしょう、お願いをそのまま聞く介護支援専門員はいない、と信じていますから。先生に「こういう状態で外出の機会を増やしたい、そのためには歩行訓練が必要だと介護支援専門員としては判断したのですが先生のお立場としてどう考えますか」でしょう。ここから医師と介護支援専門員とでキャッチボールが始まります。その結果意見書を書いてもらえるか、別の支援方法が見つかるのか、今回は見送るのか、何らかの方針がでます。
で、最大の成果は介護支援専門員と医師との間でキャッチボールができたこと、これが次につながります。
要は言い方、考え方ですかね。

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