浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

額に汗して・・・ではないからなあ

2016-06-02 19:58:13 | その他
 舛添都知事がホントは公のカネを湯水のごとく個人のためにつかいつづけてきたが、政治家の多くはみんな同じ。地方自治体の政務調査費だって、ほとんどが海外旅行(視察という名の観光旅行)に費やされている。

 自分が額に汗して獲得したカネじゃないから、つかわなければソンというばかりに、どんどんつかう。喰ったり飲んだりは当然だ。

 http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/182654
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本が到着

2016-06-02 16:29:24 | その他
 Amazonで頼むと、早いですね。昨日頼んだ本が、次の日の夕方に着くのです。

 到着した本は、瀬戸内寂聴さんの『老いも病も受け入れよう』(新潮社)と、矢部宏治氏の『日本はなぜ「戦争ができる国」になったのか』(集英社インターナショナル)の2冊。午前中には、ホントに注文した『中東と日本の針路』(大月書店)がきましたが、こちらは読んでいないし予備知識もありませんから読んでから知らせましょう。

 瀬戸内さんの本は、ボク自身も膝の痛みもあり、老いを感じざるをえなくなったので、その先達である瀬戸内さんからいろいろ、老いのコツを学ぼうということです。まだ読んでいませんが、きっと学ぶことは多いでしょう。

 さて矢部氏の本ですが、日米関係はなかなか闇が深く、何故に日本はかくもアメリカに隷属しているのか、昔からずっとその疑問を持ち続けてきました。日本をアメリカの「属国」だと、ボクはなんどもここに書いてきました。

 昨日集英社インターナショナルのホームページでこの本の紹介を読みました。この本が出版されていることは知っていましたが、読むかどうかを決めていなかったのです。しかし矢部氏の対談を聞いて、これは買わなければならないと思い注文しました。その対談は、下記のサイトで聞くことができます。聞くに値しますからぜひ聞いてください。

 http://www.shueisha-int.co.jp/archives/3659

 日米関係は、日米安保条約、日米地位協定、そして密約、この三者によって規定されています。そのうちもっとも重要なのが密約であることが分かってきました。

 アメリカに対しては、日本は主権を主張できない構造になっていて、ということはアメリカの言いなりになることこそが求められていることが、本書に記されているようなのです。

 日本人の中には、韓国や中国に対して怒りを以て抗議をしている人々が多いのですが、しかしその人たちがなぜアメリカに対して怒りを示さないのか不思議でなりません。これほどまでに屈辱的なことをされているのに、平気なんです。

 日本が中国や韓国からいろいろいわれるのは、実は日本がアメリカのいうがままであり、独立していないからなんですね。日本と対等の関係にはなれないのです。だって、アメリカの「属国」なんだから。

 まあこういうことを書き続けるのはやめて、読み始めましょう。読み終わったらまた紹介します。
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【本】加藤紘一『テロルの真犯人』(講談社)

2016-06-02 10:16:35 | その他
 菅野完の『日本会議の研究』は、扶桑社のハーバービジネスオンラインのサイトで連載されていたものだ。

 その続編がそこに記されていた。

http://hbol.jp/92734

 そこで加藤紘一のこの本を読んでみた。加藤は、山形県鶴岡市の自宅兼事務所が、右翼によって放火された経験を持つ。その放火事件を「テロル」として、その「真犯人」は、テロルを犯した当人だけではなく、その背後にうごめく者たちを凝視する。

 そうした記述が、本書にはある。

 ただし、この書名の内容で一貫していない。外務官僚から政治家になるまでの、そしてその後の自叙伝風な内容である。菅野が挙げていたので読んでみたのだが、期待通りという本ではなかった。

 しかし、日本会議への言及はある。

 自民党が、現在では、宗教ウルトラ右翼に乗っ取られてしまっているが、そうではない政治家が、かつてはいたということでもある。
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