今、福沢諭吉の著作を読みあさっているが、いつもこうした思想家の本を読んでいると、100年以上も前に書かれたり主張されたことが、実現していなかったり、軽視されていることを発見する。
たとえば、『文明論之概略』には、
政府、若し世間の実情を知らんと欲せば、出版を自由にして智者の議論を聞くに若かず。著書新聞紙に制限を立てて智者の言路を塞ぎ、間諜を用ひて世情の動静を探索するは、其の状、恰(あたか)も活物(いきもの)を密封して空気の流通を絶ち、傍らより其の死生を候(うかが)ふが如し。何ぞ夫れ鄙劣なるや。
とある。
安倍政権のやっていることは、諭吉のたとえ通りのことだ。
そういう政権を続けさせてはいけない。
たとえば、『文明論之概略』には、
政府、若し世間の実情を知らんと欲せば、出版を自由にして智者の議論を聞くに若かず。著書新聞紙に制限を立てて智者の言路を塞ぎ、間諜を用ひて世情の動静を探索するは、其の状、恰(あたか)も活物(いきもの)を密封して空気の流通を絶ち、傍らより其の死生を候(うかが)ふが如し。何ぞ夫れ鄙劣なるや。
とある。
安倍政権のやっていることは、諭吉のたとえ通りのことだ。
そういう政権を続けさせてはいけない。