首はどこ?
5月29日に「状況を正確に表現できない日本人」という記事を書きましたが、テレビを見ていて「それは違うだろ!」と思わず叫んでしまうようなことがあったのでご紹介します。
世の中にはいろいろな難病があって、周囲の人はもちろん、本人さえも病気であることに気づくのが遅れ、気づいたときにはかなり症状が重くなっていて、投薬治療ではどうしても治せない、手術などの外科的治療を行うということがあります。
首が前に倒れて骨がそういう形で固まってしまい、呼吸困難に陥るほどになってしまった人を紹介し、経過と治療について説明していました。手術で骨の一部を切り、顔が正面を向くように持ち上げて骨を金属で固定し、ほとんど動かない状態になりました。正面を向くのですから、呼吸はできるようになりますが、固定しているので、上にも下にも、左にも右にも向くことはできないのです。
それなのに、ナレーションは「こうして首の病気が治ったのです」でした。「そういうのは病気が治ったとは言わんやろっ! だらけっ!」とテレビに向かって叫びました。ちなみに、「だらけ」とは、「ばかたれ」というほどの意味の金沢弁です(^‐^;)。
5月29日に「状況を正確に表現できない日本人」という記事を書きましたが、テレビを見ていて「それは違うだろ!」と思わず叫んでしまうようなことがあったのでご紹介します。
世の中にはいろいろな難病があって、周囲の人はもちろん、本人さえも病気であることに気づくのが遅れ、気づいたときにはかなり症状が重くなっていて、投薬治療ではどうしても治せない、手術などの外科的治療を行うということがあります。
首が前に倒れて骨がそういう形で固まってしまい、呼吸困難に陥るほどになってしまった人を紹介し、経過と治療について説明していました。手術で骨の一部を切り、顔が正面を向くように持ち上げて骨を金属で固定し、ほとんど動かない状態になりました。正面を向くのですから、呼吸はできるようになりますが、固定しているので、上にも下にも、左にも右にも向くことはできないのです。
それなのに、ナレーションは「こうして首の病気が治ったのです」でした。「そういうのは病気が治ったとは言わんやろっ! だらけっ!」とテレビに向かって叫びました。ちなみに、「だらけ」とは、「ばかたれ」というほどの意味の金沢弁です(^‐^;)。