開くことができない・・・
「開くことができません」と言った若い女性、え、これのどこがおかしいのかって? ふ、ふ、ふ、それがね、「ひらくことが」ではなく、「あくことが」と言ったのですよ。「あくことができません」って変でしょう? 「ふたが開く(あく)」、「開く(あく)」は自動詞、「ふたを開ける(あける)」、「開ける(あける)」は他動詞、「・・・ことができる」という言い方は「開ける(あける)」のほうしかできません。「開く(ひらく)」なら、自動詞であり他動詞でもあるので、「開く(ひらく)ことができません」はOK。
さて、自動詞と他動詞のミックスという例で、新しいのを一つご紹介しましょう。「経営状態は立て直りました」、これ、どうですか? 「倒産寸前の会社を立て直した」、他動詞「立て直す」、そして、「ようやく立ち直った」、自動詞「立ち直る」、さて、「立て直る」とはどういうことか。立て直すために必死になって頑張った、一応ね、ま、何かいろいろやっているうちに、気がついたら立ち直っていたんだよ・・・ということか? それとも、立て直すために必死になって頑張った、そして、皆様の温かいご支援のおかげで何とか立ち直りましたよ、ありがたいねぇ、ほんと・・・という感謝の気持ちが入っている?
「開くことができません」と言った若い女性、え、これのどこがおかしいのかって? ふ、ふ、ふ、それがね、「ひらくことが」ではなく、「あくことが」と言ったのですよ。「あくことができません」って変でしょう? 「ふたが開く(あく)」、「開く(あく)」は自動詞、「ふたを開ける(あける)」、「開ける(あける)」は他動詞、「・・・ことができる」という言い方は「開ける(あける)」のほうしかできません。「開く(ひらく)」なら、自動詞であり他動詞でもあるので、「開く(ひらく)ことができません」はOK。
さて、自動詞と他動詞のミックスという例で、新しいのを一つご紹介しましょう。「経営状態は立て直りました」、これ、どうですか? 「倒産寸前の会社を立て直した」、他動詞「立て直す」、そして、「ようやく立ち直った」、自動詞「立ち直る」、さて、「立て直る」とはどういうことか。立て直すために必死になって頑張った、一応ね、ま、何かいろいろやっているうちに、気がついたら立ち直っていたんだよ・・・ということか? それとも、立て直すために必死になって頑張った、そして、皆様の温かいご支援のおかげで何とか立ち直りましたよ、ありがたいねぇ、ほんと・・・という感謝の気持ちが入っている?