◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

今年も出た、「炎天下の中」。

2007-07-30 19:57:49 | 気になる言葉、具体例
                       涼しいわぁ
 梅雨が明けると必ず聞こえてくる言葉が「炎天下の下(もと)」や「炎天下の中」です。炎天下とは、見てお分かりのとおり、炎天の下(もと)という意味で、わざわざまた下だの中だの言う必要は全くありませんから、りっぱな(?)重複表現です。
 夏の間、何度も何度も耳に入ってきますから、「炎天下の下」「炎天下の中」と言う人は1人や2人ではないということです。その人たちは、「炎天下」と書いたことがないのでしょうか。書けば、「えんてんか」と入力して変換キーを押せば「炎天下」となりますからね、「下」という字が入っていることに気づくでしょう。お願い、気づいてぇ!
コメント
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