宇佐八幡神社本殿脇の覆屋の中にある鉄燈籠で、笠、火袋、中台、基礎部分が残され錆で表面はボロボロになっており以前にも紹介したことがある。この鉄燈籠の基礎部分には向い合った獅子が鋳出されており、下画像は以前紹介した生見の鉄燈籠基礎部分の獅子で両方ともよく似ている。
生見の鉄燈籠は廿日市の鋳物師である久枝綱家が鋳造したもので、宇佐の鉄燈籠は藤原朝臣安信が鋳造しておりこの鋳物師は廿日市の鋳物師ではないかと思われるのである。
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