宝寿院本堂(旧護摩堂)に架けられている喚鐘で享保16年(1731)に海田鋳物師植木直義が鋳造したものである。
この喚鐘は朝鮮鐘に似た擬朝鮮鐘形で下帯部分の文様は卍くずしの図案化文様、上部分には蓮弁内に蕨手と方形を図案化した文様でこのような文様は植木氏の鋳造作品でもう一例みられる。海田鋳物師植木氏については『安芸国鋳物師の鋳造活動』に詳述している。
goo blog お知らせ
プロフィール
最新コメント
- nk0840/ 平良丘陵開発の今
- hera/ 平良丘陵開発の今
- nk0840/ 平良丘陵開発の今
- hera/抹茶碗で一服⑥-楽山焼
- nk0840/抹茶碗で一服⑥-楽山焼
- hera/USBケーブル今昔
- nk0840/USBケーブル今昔
- hera/河野原大歳神社の注連縄奉納
- hera/銘酒「正宗」の謎
- nk0840/銘酒「正宗」の謎