河内観音堂・葛籠堂
うだつの町並みの貞光から貞光川沿いの国道438号線を剣山に向かったが大きい番号の国道でありまさに酷道であった。途中土釜と云われる渓谷の岩盤を川水で浸食され釜状の滝つぼが連続しているところがあった。道路脇の山裾にはところどころ小集落があり途中河内観音堂と葛籠堂の2ケ所の小堂がみられた。小堂建築は修験者たちの信仰の山である剣山を頂点としてその周りの山間部に多く分布するようである。
あちらこちらの急峻な山斜面に民家がみられどのようにして行くのかと思われるようなところにある。下画像は葛籠堂より少し進んだところにある民家で、ほぼ最奥部に位置し山斜面にへばりつくように建てられている。