トランポ。

トランスポーター、通称トランポ。
今日はバイクで出勤して、サンバーで帰ってきた。バイクはサンバーに載せてきたのだ。


小さい荷台だが、SX125RやXT400Eはちゃんと載せれる。
前輪は切った状態でキャビンかアオリのコーナーに当て、ギアを入れて、後輪はアオリで押さえ、タイダウンストラップでサスがやや縮むくらい締めれば、コーナーでもびくともしない。


バイク載せる予定でなかったから、サンバーには歩み板を載せてなかった。なので、仕事場でバイクを載せるときは、草刈機に使っている歩み板を使った。
普段は、この自作の歩み板を使う。
左は鉄板の足場板をサンバーの荷台に収まるサイズに切り詰め、市販のL金具を爪として溶接したもの、右は2X8材にL金具をネジ止めしたものだ。強度的には、XT400Eの170kg程度では全く余裕がある。
歩み板は2枚使う。1枚はバイク用、もう1枚は作業者用だ。


終日濃霧だったが、足元は濡れなかった。
たとえ濡れていても、雪が付いてても、この歩み板で安全に作業できたけどな。
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いやがらせ。


肝心な最新情報を覆い隠すほどの、耳タコ周知済み情報。
見たくて見てんだからほっといてくれっての。
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禁じ手。

昨日、修理後の様子見を兼ねて、サンバーで出勤した。
仕事場に着いて下回りを見たら、オイルが垂れてるでないか。
エンジンカバーのトラップドアは、ナンバープレートにまでオイル飛沫が付いている。
これはヤバい。
朝は仕事もあるからじっくりは見れなかったが、オイルフィルターベースあたりから垂れているように見えた。
クラッチの下や、カムシャフトの下は異状なし。

昼休み、右後輪を外して、タイベルへのアクセスパネルを外して、エンジン回してみた。
サンバーはここの整備性はホントにいいのが助かる。
見たら、クランクプーリーの裏、クランクのフロントシールからオイルが出ていた。それもリップでなく、外周部から。
シールを打ち込むときに変に叩きすぎたかなんかで、歪めてしまったようだ。
2-3秒に1滴垂れるくらいの、けっこうなペースでオイルが漏れている。
超ヤバい。

とりあえず、こうなれば昼休みにどうにかなるもんでないし、エンジン回したらよくないのは明らかだから、昨日はサンバーを仕事場に置いて、かーちゃんに迎えに来てもらって帰ったのだ。
急いで作業したから、昨日の写真はない。

さて、このテのオイルシールには金属の芯が入っていて、一度歪めてしまうと、たとえ見かけ上は元に戻せたようでも、おそらくまた漏れる。
だから、交換するしかない。
本来漏れていて、修理対象だったクランクリアシールとカムシャフトシールは、完全に直っている。ついでだからと、よかれと思って交換したやつでヘタこいてしまったのだ。
ま、ミスるときってのはそんなもんだ。
この辺のリスクもコミのDIYなんだから、ヘボな俺が100パー悪いのだ。

タイミング悪く、ちょうど週末で、部品を頼んでも来週になってしまう。通勤はバイクがあるけど、日曜からけっこうな雨の予報だから、週明けのバイク通勤は気が乗らない。

そしたら、俺のアタマの中で「悪いひげくま」が悪魔のヒラメキを囁き始めた。いけるかも、と思った「良いひげくま」は簡単に折れてしまった。

禁じ手があったのだ。これだけは絶対に真似してはならない、という。

だから、ゆめゆめ以下の話を参考にしたりしないでほしい。これは失敗談なのだ。

幸か不幸か、翌日の今日は、当直の出勤だった。
昨日帰ってから、車庫のゴミ箱をあさったら、あったあった、こないだ外したオイルシールが。
幸い、クランクフロントシールは、外周の1箇所に、外したときのピックという針状のツールの跡が小さくついているだけで、歪みは全くない。
しかもこのシールは、本来漏れていたわけではなかったのだ。
ダメモトで、試してみる価値はあるんでないかい?


ということで、今日の昼休みに、そのシールを再取付してみた。
念のため、外周部には液ガスを薄く塗布してある。


タイベルカバーなしで、しばしエンジンの試運転。
結果は、みごとに漏れが止まった。
これでしばらくもちそうだ。
失ったオイルを足して、一応完了。減ってたオイルは300mlくらいだった。
くれぐれも、良い子は真似しないように。
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