現状販売。

新たにウチのファミリー用車になったマーチは、超破格値の現状販売だった。
現状販売ってのは、要するにノークレーム、ノーリターンみたいなもんだ。
一切のクレームは受け付けない、という販売契約だな。


クルマは車検を切らしていたが、ドノーマルを保っていた。
取説やメンテナンスノートもきちんと付いていた。
ただ、整備記録は、全部は残っていなかった。


友人の店から超破格値で買う条件として、車検を頼むことになった。
車検では、フロントのブレーキローターがアウトで、交換になった。
でもパッドはそのままのようで、このとおり当たりがよくない。
早いうちにパッド交換しなきゃな。


Mia専用仕様だった、ルーフアンテナ。
最初に見たときはアンテナ台座だけでアンテナポールがなかった。
ヘビーリスナーとしては困るので、車検の時にアンテナ付けてくれるように頼んだら、交換されて新品になった。


ところが、納車になってから車内を掃除していたら、助手席ドアポケットの奥底からアンテナが出てきた。
紛失してなかったんだな。
まいっか。予備だ予備。


北海道で13年も使われてたから、こんな錆も散見される。


あまりウデのよくない補修を施したと思しき、明らかに色合いの合っていない箇所もある。


これはK11の弱点らしいが、サイドシルの下が腐って穴になっていた。
ここは、前輪の撥ね上げがちょうど当たる位置だ。


最初にクルマを見せられたとき、冬タイヤを履いていた。
夏タイヤが完全にアウトなレベルのボーズだったのだ。
なので、前に書いたこのタイヤを買って、持ち込みで組み替えてもらった。


夏タイヤのホイールはアルミ。
光生アルミニューム工業の、わりとメジャーだったやつだな。


履いていた冬タイヤも、既に冬用としては摩耗限界を超えている。
販売者が友人のクルマ屋なので、別の小型車に付いていたという、前に書いたバリ目スタッドレスを、ホイール付きでもらえたのだ。
ただ、このホイールのセンターホールはマーチの59Φのハブより小さいので、このままではマーチに履けない。
元々の冬タイヤが付いたままのノーマルのガンテツに、このタイヤを組み替えなきゃなんないのだ。
組み替えても、この7年前の冬タイヤが使い物になるかは、使ってみないばわかんない。
このタイヤのサイズは、ノーマルの165/70R13に対し、少し径が大きい155/80R13。タイヤが車体に干渉しないかどうかも含め、やや不安がある。
なお、ノーマルのホイールキャップはすべて揃っている。

他にも、K11のもう一つの弱点といわれる、左ヘッドランプがコネクタ部からまるごと交換されて、しかもタップでハーネスが接続されていたり、サイドブレーキレバーのコンソールがちょっと形状が違うっぽかったり、といった、気になる点は多少ある。
でも文句言わないのが現状販売だ。
俺は喜んで買ったけど、読者諸兄ならどうします?
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