CVT。

納車なったマーチ。
車検でエンジンオイルは交換された記録があったが、残っている過去からの整備記録を見る限り、CVTオイルを交換した履歴はないようだった。
取説では、ハイパーCVTは、専用オイルの定期交換が推奨されている。
乗ってて、出足でちょっと飛び出すような挙動も気になっていた。CVTならもっと滑らかなはずだべ、と。
なので、さっそく近所の日産の販売店に出向いて、CVTのオイル交換をしてもらうことにした。
キャラバン乗ってたとき以来の日産なので、また世話になる挨拶も兼ねて、だ。

店に着いて、CVTオイル交換を頼んだ。
まずは見せてもらいたい、ということで整備士さんとクルマを見たところ、なんとCVTからオイルがポタポタ漏れていた。
車検はこれじゃ通らないし、前に俺が乗ったときもオイル漏れの兆候はなかったから、たまたまそのタイミングで漏れてきたんだろう。

早速リフトに載せて確認すると、CVTのオイルフィルターの付け根のパッキンから漏れているようだった。
整備さんの見立ては、CVTフィルターのパッキンからの漏れだと思うが、コンピュータがエラーを吐いているので、フィルターとオイルを交換してどうなるか、とのことだった。
納車されてから、エンジンかけるときにスポーツモードのランプが点滅してから消えていたのだが、それがエラーメッセージだったのだ。エラーがなければ、他の警告灯と一緒に始動とともに消える。
最初からだからてっきりそんなもんかと思ってたもね。
当然ながら、診断機をつないでもエラーがある。
整備さんによると、フィルターの表示等からみて、おそらく新車時のフィルターでしょうとのこと。
あれま、13年12万km無交換かい。

さらに悪いことには、このハイパーCVTは台数も少なくなっているので、フィルターの在庫は置いておらず、交換に必要なだけのオイルの在庫もない、とのこと。
整備さんはさらに、このマーチの4WDは数も少ないので、ミッションダメとなるとリビルトもあるかどうか、ミッション交換となると30万円コースになるかも、等々、散々脅かしてくるのだった。

マーチの方は、リフトの下から覗くとオイルを被るくらい漏れているので、自走は危険な状態だった。
なので、マーチを置いて帰るハメになった。
しかも、飛び込みだったので代車がなく、試乗車のリーフで送ってもらった、というわけなのだ。
調べてもらったら、幸い、フィルターやオイルは札幌にあるということで、納期の読めないメーカー発注は避けられた。
店に行ったのは夕方だったので、発注が翌日扱いになるとのことで、部品が来るのは翌々日。
ドキドキの2日間を過ごした。

で、翌々日。
フィルターとオイルを交換し、エラーは消えたとのこと。試運転の結果も異常無しとのことで、マーチは無事に帰ってこれることになった。
部品と工賃で1万6千円。安堵した。
軽トラで日産にかーちゃんと引き取りに行って、帰りに後ろに付いたかーちゃんに、軽トラのテール片目を指摘された、というわけだ。
帰ってからマーチを運転してみたら、始動時のCVTエラーメッセージもなく、出足も滑らか。
だよな。CVTだもんな。こうでなきゃ。
液体とゴム部品の管理はきちんとやんないばな。あらためてだけど。
今回は写真なし。
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