スキナー。
仕事場のゴミ箱に、刈払い機のチップソーがサビサビでなげてあったので、ソイツをぶった切って、刃を付けた。
細かいこと言えば、ブレードベベルを削っただけで、エッジはまだつけてない。
刈込鋏の柄もなげてあったので、ソイツを切って、スリ割を入れて、さっきの刃を差し込んだ。
適当な釘をみつけて、文字通りの目釘にした。
スキナーナイフになった。
柄は仕上げ前だけどな。
スキナーはskinnerで、皮剥ぎ用のナイフだ。
近くの牧場のハンターさんが、皮剥ぎや解体に古い包丁を使ってたから、たまにいただく肉のお礼にプレゼントしようかと。
皮と肉の間を滑らせながら、皮を傷つけずに使えるように、スキナーの刃は先端が大きく反り返っているのだ。
180ミリの卓上グラインダで、薄い丸鋸の刃を両刃に仕立てるのがなかなか大変だった。
グラインダだけだとアールがきつすぎるから、ざっとグラインダで落として、ダイヤモンド砥石で面を作って、砥石で仕上げた。
完成したらまた紹介しよう。