さよならのサンバ。
わがポンコツサンバー。
初期型のKS4だ。
サンバーお得意のハイルーフ。
でかい俺が乗っても、頭上空間はこのとおり。
フレームまでボロボロのサビサビ。
いつバラけても不思議はない。
後付けしたヘッドランプまで崩壊してきた。
いろいろと、もう維持が苦行になってきつつある。
車検の期限が迫る中、ウッドステアリングを外したり。
赤帽ヘッドカバーを外して、焼き付いたエンジンのカバーを付けたり。
プラグコードもノーマルに戻した。よく取ってあったな。
後付けメーター類も全部外したり。
外した穴はそのまんま。
原状復帰作業ってのかこれ。
歩み板を使って、焼き付きエンジンを荷台に引っ張り上げたり。
さらにそこに、レーシングカートを載っけたり。
そして…。
丸目と細目。
丸目が1990年のサンバー660最初期型、細目は1992年のマイナーチェンジ型だ。
ポンコツの苦楽を共にしてきた丸目のポンコツサンバーは、積載車に載せられ。
ドナドナドーナードーナー(T^T)/))
さよならサンバー。
オドメーターは217,391kmだった。
月まで走らせられなくてゴメンな。
ポンコツサンバーは、この後廃車の運命が決まっている。
だから、必要な物や使える物は外しておいていい、という話だったのだ。
原状復帰というよりは、廃車準備の毟り取りだったわけだ。
細目サンバーのフロアマット。
クリーンマットだかいう純正のフロアマットで、ゴリラ入りは農協サンバー専用だったとか。
念のため確認すると、ネームプレートの型式は、KS4C3AN。
サンバートラック4WDの1992製三方開き営農車、EL付き5速、と読み取れる。
コイツが新しい山の相棒、サンバー2号になる。
よろしくJAサンバー。