2号機。

サンバー2号機を詳細に見てみよう。


車載工具完備。
20年以上前の中古車で、これはなかなかすごいことだ。


取説も残っている。


ジャッキもたぶんノーマル品。


ジャッキの後ろに赤い物が落ちてる。


お豆。
さすが農家で使ってただけある。


グローブボックス下の棚はオプションで、現車には付いていない。
でも前のサンバーからちゃっかり外してあるから、後で付けよう。


助手席後ろの小物入れも前のサンバーと同じ。
中に草屑が落ちているのが、農家上がりっぽい。


ハンドルの形状が、初期型KSと少し違う。
ホーンパッドが小さくて、グリップも少し細い気がする。


室内側のドアハンドルの形状が、前のサンバーと変わっている。


ラジオアンテナは、右のBピラー側面。
走行中に伸ばすにはちょっと無理がある位置だな。


ブレーキタンクのカバーは、ドリンクホルダーごと前のサンバーから流用。
ホックの形状が違うけど、ちゃんと付く。


燃料タンクのリッドは、この年式ではまだキー開閉。


タンクの口は、まったくサビてなくて、メッキがギラギラしている。


バンパーも黒々。


エンジンハッチのスクリュの、白いワッシャ。
まったく割れも欠けもしていない。


アオリのヒンジも、元塗装のまま。
納屋にしまってたのかもしれないな。


エンジン。
黄色のオイルキャップで、ブリーザーパイプはエアクリに戻る1本だけのタイプだ。
同じくらいの年式の赤帽エンジンは、ブリーザー2本で、もう1本オイルパンの上に戻すようになっていた。


デスビの配線は2本。フルトラだな。


排気管のカバー類もキレイ。


前のサンバーでトラブった点火コイル。これもカバーなしのむき出しだ。
前のサンバーからカバー外しとけばよかったな。


トラップドアのコーションラベル。


ペダルパッドの減り具合というか減ってなさ具合からも、オドメーターの6万キロ弱が実走と思われる。


バッテリーカバーがきちんと付いている。
現物を見るまでプラスチックかと思ってたけど、鉄製だ。


バッテリークランプはやっぱりサビている。


展示時はサビが浮いていた冬タイヤのホイールは、シルバーに塗られていた。
センターキャップがないな。


冬タイヤは2013年製のブリヂストン。
バリ目。


前のサンバーと違って、助手席をはね上げたとき、吊っておくフックがない。
元々ないのかな。


足元のニードルパンチは、すべて残っている。


助手席下のラジエターとウインドウウォッシャーのアクセス。
見えるフレームは、そんなにサビてない。
訊けば、このサンバーが使われていた道北では、寒すぎて塩カルが効かないため、道には砂を撒くんだそうな。
したがって、ひどくサビて来にくいという。
だとすると、塩地獄の道南からは羨ましい限りだ。


リアウインドウの、何かのリコールの完了シール。


車検は来年11月。
今まで、ウチのバイクもクルマも全部同じ年に車検が来ていたけど、これで軽トラは1年ずらせる。


あれ、発煙筒ないぞ。


後ろのナンバー灯のカバーには、なぜかコーキング。


運転席シート側面には破れがあったけど、縫ってくれていた。


運転席側のドアスイッチブーツも崩壊寸前。


タイベルは今回交換してくれた。
ウォーターポンプは未交換らしい。


あ、助手席のミラーの根元が割れてる。


なぜか逆さに付けられていたコインホルダー。
これじゃ小銭載せれない。
ま、中古だから、それなりいろいろあるな。
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営農仕様。


JAサンバーのエンブレム。
アオリのはステッカーだけど、フロントのはペラペラのステッカーではなく、厚みのあるきちんとしたエンブレムだ。
このサンバーは1992-1993年式だけど、農協がJAを名乗るようになったのは、たしかこの頃だっけか。


ブロックパターンのタイヤが標準装備だったはずだ。
田んぼ走行仕様。


現車の夏タイヤは、ブリヂストンのRD-604。2009年製で、ちょっと古い。
ブリヂストン604Vという品番で、今も売られている。


アオリを水平に吊るチェーンも、営農仕様に標準。
リアアオリに歩み板の爪を引っ掛けれるようになってるのも営農仕様だった。


チェーンで横アオリをこんな風に吊ることもできる。


右ヘッドランプ裏のカバーに、外気直接導入のベンチレータが付く。


助手席ドアにもルームランプ連動。これもたぶん営農仕様だったと思う。
ブーツ破れてるな。


定速の間欠ワイパーも営農に標準。


アオリのプロテクターも、営農車では標準だった。


ミッションはエクストラロー付き5速マニュアルで、オプションのデフロックは付いていない。


エアコンはたぶんオプションで、現車には装備なし。ラジオは電子チューナーのAMモノラルで、たぶん標準。
とはいえ、前のSDXサンバーからすると、なかなかの快適仕様だったようだな。
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