ショートってのか。

SRX-6。


ドリブンスプロケット、通称リアスプロケ。
同梱のステッカーでお分かりのとおり、PBRというイタリアのメーカーの製品だ。
うれしいスチール製。


RD350というのがメインの適用モデルになってるけど、これは輸出専用だった、RZ250Rの350cc版のようだ。
SRXとかSZRなんかも適用モデルにリストされている。


ノーマルと比較。
PBRのは肉抜きされていて、なかなかスポーティでカッコいい。
ノーマル37Tに対し、PBRのは39T。ドライブスプロケが同じなら減速比は大きくなるから、加速は良くなるだろうけど、計算上の最高速は落ちる、ということになる。
最近は減速比を大きくするのを、「(ギアを)ショート化」、逆は「ロング化」みたいに言っているようだな。個人的にはちょっと違和感なくもないけど、こういう言葉というのは時代とともに移ろうもんだ。


2山分、直径も少しだけ大きい。
チェーンメーカーD.I.Dのサイトでチェーンのコマ数の計算ができるのでやってみたら、ドライブスプロケを15T→14T、ドリブンを37T→39Tとしたときのコマ数の変化は1リンク以内だったので、チェーンは交換せずにいけるはずだ。
去年、チェーンをノーマルリンク数で新品に交換して、さらにドライブスプロケをノーマルの15Tから14Tに交換している。
ノーマルの37/15の組み合わせでは、5速60km/hのエンジン回転は約2300rpm、5速でレッドラインの7000rpmでの計算上の速度は180km/hくらいになる。ただし、平地無風でも、空気抵抗に負けて、こんなには出せない。性能曲線による平地無風の最高速は、160km/hあたりだ。
これが、39/14になると、約13%ショート化になり、5速で60km/hでは約2600rpm、同7000rpmでは約160km/hとなる。5速吹けきりで所定の最高速に到達できる計算だな。元の4速に近いから、4速分を5速で使えるという、クロスレシオ化にもなる。
また、ギア比が大きくなったことで負荷が減る。海外サイトの先人たちの情報によれば、SRX系列の持病である5速ギアの損傷は過負荷によるとという見方が大勢で、それを防ぐには、スプロケを40/14として、4000rpm以下では5速は使わない、という意見があった。それで計算してみると、90km/h以下では5速は使わない、ということになる。
まあ、そこまでするかはともかく、39/14なら、道内の速い流れの下道速度なら、5速は少なくとも使い物にはなるだろう、と期待している。


チェーンは交換せずにいけた。


これは左スイングアームのチェーン引きの目盛。
かなり前寄りにはなったけど、余裕はまだある。


目盛は5ミリ間隔で、25ミリ切られている。
スプロケもチェーンも新品ないしはほぼ新品で、前への余裕は少しなので、たぶんドライブ14Tならドリブン40Tあたりが限界だろうが、これを見て試そうという読者諸兄は、ご自分できちんと確認されたい。
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早いわ。


カタクリは満開状態になった。


もう咲いてるタンポポを見つけた。
満開になるのはだいたい母の日前後だから、コイツは相当気の早いやつだ。
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