少ねえな。


SX125R。
試運転に出て、ブレーキその他ほぼ問題なかった。
やや回転落ちが悪かったので、スローをちょべっと調整したくらい。あと、エンジン温まったらシフトが渋くなってきてた。
シフトが渋くなってきたら、オイルはそろそろ寿命だ。
てことで、エンジンがあったかいうちにオイル交換しよう。オイルは850mlしか入ってないから、ドレン受けはペットボトルで事足りる。
抜いたオイルは真っ黒シャバシャバだった。


ドレンボルトに完全にくっついてしまったガスケット。爪では剥がせない。
メンドクサがってガスケットを再使用すると、えてしてこんなんなる。


ガスケットとボルトヘッドの隙間にナイフの刃を打ち込んでガスケットを浮かせて、ニッパー等々で破壊中。


ガスケットをねじ切って、なんとか外せた。
ドレンボルトは14mmなので、XTやSRXと同じだ。ガスケットも共用できる。


オイルフィルターも交換しよう。


オイルフィルターの蓋の裏にOリング。


あと、フィルターが入る穴の一番奥に、小さいOリング。
これらも交換。


外したオイルフィルター。小さいな。
真っ黒だ。


オイルを入れる。
オイル交換だけなら850mlだけど、オイルフィルターも交換してるから、やや多めで。
整備書によれば、エンジン分解時でも1100mlだ。少ねえな。


F目盛までで1リットルくらい入った。
これで様子見るか。今回は15W-50を入れた。
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原2。


そういえば、SX125Rのフロントブレーキのタンクの蓋。
指定ブレーキ液は「スズキブレーキフルード」となってるけど、英文の方で指定されているSAE J1703とか70R3ってのは、DOT3に相当する。バイクだとDOT4とかつい入れてしまいそうになるけど、指定はDOT3だ。
ま、このバイクでDOT4が必要になる局面はまず考えられないしな。


モノタロウのリアスタンドは、SXにも使える。
チェーンのメンテがラクになった。


シートにデカデカと「125」って。なにもそんなに125主張しなくても。
サイドカバーの「デュアルスポーツ」は、SXの売り文句なのかな。
オンロードもオフロードも、ってとこなんだろう。


スタイルはイッチョマエのオフローダーだし、サイズ的にもフルサイズ。ちなみに現行車だと、カワサキの125デュアルパーパス車なんかは、昔の愛車、50ccオフ車のDT50あたりと同じくらいの車体サイズだ。


乗ってみると、ハンドルが近いし、ステップ位置がカブかってくらい前になっているから、スタンディングにはかなり窮屈だ。
ライポジは普段使いとかツーリング向きにデザインされてるんだろうな。


オンオフ両用のツアラーというキャラ丸かぶりの2台。
XT400Eのほうがオフロード向きのいいポジションで乗れるけど、車体が重いから、オフで振り回すには体力が要求される。
SXは軽くて、いざとなれば持ち上げて向きを変えるくらいできる。廃道探検なんかにはいいかもしれない。
125は非力だから、ライダーが俺みたいにでかいと、重量と空気抵抗がもろに影響する。おまけに道内では一般道でも流れが早くて、125は常にブンブン回してなきゃなんない。そのせいか、なんぼメンテしても、燃費はXTよりちょっといい程度だ。
ただ、原付2種は増税されたとはいえ維持費は格安だし、バッテリーレスにしたから手間もない。任意保険もサンバーのおまけで付けれる。いざって時の控え用に所有し続けるにはもってこいだ。
それに、非力なエンジンと6速ミッションを駆使しての「スポーティ」な運転を、一般道の常識的な速度で楽しめてしまうのが、小排気量ならでは、だ。原付なんだから、追い越されても気になんない。オオラカな乗りもんだな。
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