東映太秦映画村で知られる太秦にある広隆寺へ行った。昔々の渡来の秦氏の氏寺だ。
広隆寺には、国宝第1号の弥勒菩薩半跏思惟(はんかしい)像がある。中学の修学旅行以来だから、60年ぶりだろう。
駐車場からまずは、写真右手の参拝受付へ。
お像の並ぶ新霊宝館へ。
館内には、弥勒菩薩半跏像だけでなく、多数の仏像が展示されている。ショーケースなしに生身での展示はありがたいのだが、館内は非常に暗くかなり見えにくいのが残念。中央に座る所があり、ゆっくりできる。
上宮王院太子殿
楼門から出て、太秦広隆寺駅近くでタクシーを拾い、北野天満宮へ。
ここを訪れるのは初めて。秀吉の大茶会の絵図を観たことがあるだけだ。
大鳥居の前に停車。
北野天満宮は、菅原道真を祭神とする全国約1万2000社の天満宮、天神社の総本社。
境内にはそこかしこに牛の像。なでると願いが叶うらしいが、触る気になれない。
色とりどりの石でできた牛の像。
三光門
日・月・星の彫刻があることから三光門と呼ばれるが、実際は星の彫刻はないとも言われ、「星欠けの三光門」として「天神さんの七不思議」になっているという。
国宝の本殿
本殿の右に松、左に梅がある。梅には「樹齢400年以上とみられ、各地の「飛梅伝説」の原種であることがあきらかになっている」とあった。DNAでも調べたのだろうか?
このあとさらに高台寺へ行った。
次回、「京都 (6) 高台寺」。