今野敏(こんの・びん)
1955年北海道三笠市生まれ。上智大学在学中の1978年に「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞。東芝EMI勤務を経て、執筆に専念する。1999年「空手道今野塾」を主宰し空手、棒術を指導。
2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞
2008年、『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞と日本推理作家協会賞
2017年、「隠蔽捜査」シリーズで吉川英治文庫賞
2023年、日本ミステリー文学大賞 を受賞。
さまざまなタイプのエンターテインメントを手がけているが、警察小説の書き手としての評価も高い。
報道番組記者・布施と黒田刑事が活躍する“スクープ”シリーズ:『スクープ』『ヘッドライン』『クローズアップ』『アンカー』『オフマイク』、「任侠」シリーズ、「東京湾臨海署安積班」シリーズ(『花水木』『夕暴雨』『半夏生』『夏空』)、「ST警視庁科学特捜班」シリーズ
他に『宗棍』『ロータスコンフィデンシャル』『ボーダーライト』『清明(せいめい) 隠蔽捜査8』『エムエス 継続捜査ゼミ2』『天を測る』など。