4月26日(土)9時半の開園と同時に入った神代植物公園。
前回の「神代植物公園(1)ツツジ・しゃくなげ」に続いて、今回は、(2)大温室。
大温室は、正面入口から右手に行った公園の南西端にある。2016年にリニューアルした。
正面にカリヨンが立っている。カリヨンは鐘楼状の鐘と鍵盤を組み合わせた楽器(組鐘)で、時報を流す目的で設置されてきた。
大温室は正面左手の熱帯花木室を巡り、中央のラン室、ベコニア室から右手の熱帯スイレン室など順路とおりに万遍なく見学できる。
入ってすぐのところに大木「ブルグマンシア・ヴェルシコロル(ナス科)」がある。この木、私にブログにも何回か登場したが、こんなややこしい名前よりも、「キダチチョウセンアサガオ」、さらに英名「エンジェル・トランペット」が覚えやすい。
どう見たってトランペットでしょう
看板に世界一美しい花木「ヨウラクボク」の看板に釣られて脇道に。
ヨウラク(瓔珞)とはインドの王様が身に着けた装身具。
世界一とは思えなかった。
タッカ・シャントリエリ(タシロイモ科)
見上げての看板に素直に顎を上げると、天井からぶら下る「ヒスイカズラ」
ヒスイカズラの蕾?
ラン室に入る
思わず見とれたヒスイラン(翡翠蘭)。神の御業に畏れ入る。
ファレノプシス・シルクオレンジ?? ラン科植物は世界に700属以上15000種という。名前は無理、無理!
ベゴニア室の入口
棚に並んだベゴニア
ハンギングバスケットに仕立てられたベゴニア
ベゴニア室を出た壁に掛かっていた「ショクダイオオコンニャク」の実物大の絵。熱帯雨林に自生し、最短でも2年に一度2日間しか咲かない、世界最大の花として有名。ここでは2021年には2.5mに達した。悪臭で虫を集める。花の形が燭台に似ているコンニャク属。
スイレン
オオオニバス(大鬼蓮)。私がカエルだったら、気持ちよく一休みしたいですね。
乾燥地植物室。
ずっと一緒で、花と共に楽しめた保育園児たち。写真を撮るのはご法度だと思うので、後ろ姿をちらっと端に。
次回、「神代植物公園(3)ぼたん・しゃくやく」に続く。