コピス吉祥寺 A館の7階にある「武蔵野市立吉祥寺美術館」をご存じだろうか?
アーティストの小さな企画展示と、常設の、独特な銅版画の技法を開拓した浜口陽三記念室、世界的な木版画家荻原英雄記念室がある。
入館料は常設展が100円、企画展(含常設展)300円で、65歳以上は無料と、極めて安い。
開館時間:10時~19時30分、休館日:毎月最終水曜日、年末年始(12月29日~1月3日)
ここでは、2024年3月3日まで開催していた「出久根育展 チェコからの風 静寂のあと、光のあさ」をご紹介。展示終了と共に、紹介は削除されたようなので、代わりに「美術展ナビ」をご覧あれ。
出久根育(でくね・いく)は東京都生まれ、1992年武蔵野美術大学卒。
1994年絵本「おふろ」を発表。2002年よりプラハ在住。
グリム童話「あめふらし」、ロシア民話「マーシャと白い鳥」「もりのおとぶくろ」などで各賞受賞。
コピスの南側の「元町通り」を歩いていて、そう言えば、見たい展示があったのだと吉祥寺美術館へ入ってみたら、出久根育展の最終日だった。
展示室前のロビーの絵だけは撮影可だったので、いくつかご紹介。
絵本の絵や童話の絵なので、やさしく、メルヘンチックで夢を誘う絵が多い。近づいて観ると驚くほど精緻に描かれていたりして驚く。ただ伸び伸びと楽しく描いているだけでなく、真剣勝負なのだと思う。
10時開店と同時に入ったのだが、すでに10人ほど居て、直ぐに各部屋の絵の前に人が居る状況になった。最終日のせいでもあるだろうが、皆さん熱心に鑑賞。なんといっても若い女性が多く、ついで(ただの)女性が続き、近づいてしげしげ絵を覗き込む芸術家風のおじさんがちらほら、さらにただわけもわからずボーと眺めるおじいさん若干1名。
期待以上に愉しめた展示だった。
60歳以上無料とかシニア料金とか
嬉しいですね♪
横浜に住み吉祥寺は遠くなりました。
昔は浜田山から自転車で行った物です。
多分このコメントも読まれているのかな?
私は逆に15年ぐらい前でしょうか、横浜に住んでいて、相方の実家がある吉祥寺に車でよく通いました。