かぶれの世界(新)

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高齢化の時計(6)

2011-10-29 21:08:14 | 日記・エッセイ・コラム

前立腺肥大症になったと前回投稿した。どうもこのネタで延々と記事がかけそうな状況になってきた。泌尿科医に処方して貰ったハルナールD錠を服用し始めると、翌日から排尿の頻度が1時間から2時間間隔程度に改善して楽になった。1回当りの排尿の量が少し多くなった。

その後2,3日は気持ちだけ良くなった気がしたが、殆ど改善を感じなかった。むしろ小便が白く濁り、小便の最後に尿道の先端に痛みを感じるようになってきた。2週間分の薬を処方してもらったが、白濁が進む一方で痛みも悪化したので最後の3日は服用を止めた。その3日で小便の白濁と痛みが少しだけ改善したように感じた。

昨日泌尿科医に診てもらうと、先生は白濁と痛みは膀胱炎が進んだ結果だろうと言い、薬との関係についてはコメント無かった。それより先生が気になったのは血液検査の結果PSAが基準値より一桁多い45.83もあり、前立腺がんの疑いが出てきたことだ。AL-Pの345も良くないらしい。

肛門から手を突っ込んで触診しそのような感触があったと言われた。前立腺がんなら色々治療法もあるが、骨にまで達しているか確認が必要だと。「つまり、骨まで来てるとややこしいことになる」と私が言うと、そうだと即答された。他病院でMRI検査を予約して紹介状を書いてくれた。

当座はガンかどうかを見極めることを最優先にし、その間は膀胱炎を治して小便の白濁と痛みを止めるようにしようと先生は続け、炎症の治療の為のクラビット錠を1週間分処方してくれた。私も納得した。今朝から服用を開始し、午後小便に立った時もう効果が出てきたように感じた。

実家に戻りパソコンに記録した過去データと血液検査の結果を比べてみた。残念ながらPSAは過去の測定項目には含まれておらず比較できなかった。2ヶ月前の健診でショックを受けた高尿酸(9.5→6.2)と高コレステロール(253→191)はその後の徹底した食生活改善で正常値に戻っていたのには驚いた。たった2ヶ月でこれほど改善するとは思ってもいなかった。

血圧も朝排尿後と夜寝る前の2回毎日きっちり測定した。初診時は180-110程度もあったが、主に最高血圧130-140台で最低血圧が90台だったが、時折150台を突破することもあった。特に排尿の痛みが大きくなった後半になったと思うが、相関関係は分からない。先生は(少しでも)150台があれば治療が必要とのことだった(今まで私はそうは思ってなかった)。

東京の家族には診療結果をありのままメールで知らせた。万が一の場合に少しでも驚かせないように、心の準備をさせておきたかった。仮に前立腺がんと判定されても、珍しくないし治療法があるそうだ。最悪ケースにならないという保障は無いが、先ずは検査を待つしかない。最悪ケースも想定の範囲内というのがプロの対処法だ。退職した時からそれなりの準備をしてきた。■

コメント (1)
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