毎日毎日晴天が続くと、すこぶる気分がよろしい
心機一転、いよいよ戦闘モードに入ってきた、まずは店のレイアウトを変える
久しぶりに社員全員(と言っても一桁、去年までは二桁だったのだが)に召集をかけて
午前中は1時間方針を述べて、後の1時間は社員同士のミーティング
昼には当直二名を残して解散
昔、結婚式の装花を頼んでいた園芸店に久しぶりに発注した
レストランのテーブルを3分の1に減らして、スペースをとったので、空いた空間に
観葉植物を入れる、そして届いたのは「幸福の木」だった、「マッサン」というのだそうだ
もう一つ、背が低いのがきたので、それはロビーに置いた
こちらは「グリーンアラレア」だそうだ
ほんの二鉢置いただけでも店の雰囲気と空気が変わる、やはり植物には生命の
パワーが宿っているようだ
職安から「雇用調整助成金申請」についてお聞きしたいとの電話が来た
最近はこの類いの電話が来るとまっさきに詐欺を疑う、電話番号を確認すれば
ほぼ70%は本物、偽物がわかる、今日のは市内の局番だから間違いない
「資料が足りなくてちょっとお聞きしたい」とのこと、私は口調を強めて
「県の労働局に万全の態勢でグッツリと資料を提出したから、そんなはずは無い」
と言った、するとお役所では珍しいほど丁寧で下からの対応が帰ってきた
電話では「まだるい」から直接、私が伺うことにした、車で5分の場所だもの
「次回からは県で無くて、こちらにお申し込みいただいてけっこうです」と担当が言った
社員が最初2度ほど手続きを聞きに来たが「さっぱり理解できない」とさじを
投げたから、私が労働省のHPを調べて、その晩の内に資料を作成して
どうせならまわりくどいより、直接県に送れば良いと思って地元職安を飛ばしたのだった
しかし県は受理だけして地元の職安に決済を任せたのだった、私の考えとは
逆だったのだ
結局、職安が求めた資料を万全の態勢で持って行ったから、話しはスムーズに
終わった、あとは給付を待つばかりだ
担当者を見た瞬間、どこかで見たことがある人だと思った、およそ役人らしくない
くだけた人で、口調も優しく、何より私に超親しげなのである
「私は以前、**工業に勤めて居て、お宅には銀行の親睦会で何度もお邪魔
しました」、仕事の話しが終わった後、そう言って話しかけてきた
そうか、そうだ思い出した
**工業の先代も、そのあとの息子社長さんも、お台場やビッグサイトでの
見本市に何年も一緒に行った仲だった、運悪く会社が倒産して今日の担当者も
路頭に迷ったのだろうが、職安に再就職していたのだった
急に親しみが湧いてきた、小さな町はこうした人の繋がりが強い
とにかく歩いて見るものだ,人にあってみるものだ
暑い日の夕暮れ時は、夕焼けも情熱的だ
海が赤い、なんだか水平線が盛り上がって見える、写真に撮ってみたら
それはくっきりとした能登半島のシルエットだった