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今場所の大相撲は、なかなか見ごたえあった

2020年11月22日 19時18分55秒 | 大相撲
大相撲も一年の締めくくりの場所だったが、コロナ防止のため、とうとう東京から本場所は動くことがなかった
今場所は最初から横綱全員(二人)が休場と言う(最近は別に珍しいことでもないが)肩透かしで始まり
すぐに今場所の目玉、正代、朝の山の二大関も休場で一気に水を差されてしまった、これで大関も貴景勝、ただ一人というありさまで、なんとも締まらない場所になったのだ
今日の千秋楽など、これで入場料取れるのか?という三役そろい踏みで取り組みは関脇対幕内8枚目 関脇対幕内7枚目 今場所最後の取り組みは大関対小結

ところが....今場所は実は締まった場所で、力士1人1人の真剣な取り組みは目を見張るものがたくさんあった
熱戦が繰り広げられて、平幕の相撲でも手に汗握るものが結構あって楽しませてくれた
誰がスターと言うよりは、休場者以外の力士全員が総力あげて取り組んだと言ってよいくらいだった
そして最後の貴景勝と照ノ富士の一番は見ごたえがあった
貴景勝は優勝を飾って横綱にもっとも近い男になった、来場所13層以上で連続優勝すれば、引退直前のふがいない横綱しかいないから。ほぼ横綱昇進となるだろう
一方、照ノ富士の関脇昇進は文句なしだ、これも関脇で優勝でもすれば関脇を一場所で通過して大関になるのではないだろうか
照ノ富士の強さは文句なしだ、大きな苦労をして精神的にもたくましくなった、今の角界では一番強いのでは? 
だが膝が問題だ、前に出ると抜群だが力のある相手に押し込まれると耐えられず、あっさり負けてしまう、これがネックだ
貴景勝は大きな正代、朝の山が復活してきたが正念場となる、照ノ富士同様に勢いある正代は強い、だが今場所の怪我で弱気が出なければよいが
朝の山も、安定していない、負けだすとたちまち脆くなってしまうのは御嶽海に似ている
御嶽海こそ?なんだと言いたくなる、二度も優勝しながら大関にもなれないとはどうなっているのだろうか、最近の相撲はあっさり負けすぎる
かっては数回の優勝をしながら横綱になれなかった魁皇や小錦もいるが、御嶽海も同じタイプなのか
一回の優勝で横綱になった力士もいるのだからタイミングは大事だ、連続優勝で綱とりと言われた琴奨菊と  はチャンスをものにできなかった
稀勢の里だけがチャンスをものにしたが、あとが悪かった
そして今は貴景勝にチャンスが巡ってきた、がんばれ貴景勝!

強い若手が伸びてきた、大関もあぐらをかいていると地位の逆転もあるぞ!
来年の大相撲は楽しみいっぱいだ、元大関がうじゃうじゃいる場所も珍しい、
だれが出世頭になるのか、まさに大相撲は戦国時代だ