「疲れたー!」と言うと父に「若いくせに泣き言いうな! 恩にして仕事をするな!」とよく𠮟られた
さすがにこの歳になったら「疲れたー!」と言ってもいいんじゃないかと思うが考えてみたらいくつになっても父の口から「疲れた!」という言葉を聞いたことがない
多分、疲労度は同じだが父は一切泣き言を言わない人だったし、私はその逆で37度5分の熱が出ると「風邪ひいた! 寝る! 医者!」と派手に騒ぐ
どうして親子でこれほども違うのだろうか? 父は「苦労してここまでやった」と人さまから言われる人だった
私はと言えば「あんたのお父さんは大した人なんだよ」と言われるばかりで褒めらえたことがない
二代目なんだからしょうがないと思っている、二代目の代名詞は「ボンボン」「おぼっちゃん」「苦労知らず」と相場が決まっている
まあ三代目の「親の苦労も三代目」とか「三代目しんしょう(どんな字を書くんだろうか? 財産の事だろうが)潰す」よりましだが
まあ何にしたって歳をとってからの立ちっぱなしや力仕事はきつい
最近の私はどうなんだろうか? ほとんど10~12時間立ちっぱなしで調理したり買い出しに行ったり、人と会ったり
だから足腰が疲れる、以前は肩から首に痛みやコリが集中していたが、最近は足から腰だ
だけど日によって疲れる日と、平気な日がある 朝起きた時すごく疲れているときとさっと起きる日があり
寝るときもどうにも目が開かないときと、何時になっても眠くならないときがある
疲れて疲れて「限界かな」と思っていても、「すーっ」と疲れが抜けて軽やかになるときもある
数日も疲れを引きづるということはない、明日は整体に行こうとか、朝寝をしようとか思った翌日は必ず回復している
回復力は早い、不思議だが本当に回復力が早い
疲れた時に回復するためのコツはいくつかある
1.翌日自然に回復している
2.疲れた時は日本酒を徹底的に飲んで酔って寝る
3.疲れた時は、長距離ドライブをして体を虐める、とことん疲れさせることで気分が180度ひっくりかえってよく眠れる
4.風呂にゆっくり入って小説を読む、ほとんどの場合うたた寝をする
5.仕事場で「疲れた 疲れた」を連呼する、恥も外聞もなく
6.300円位の栄養ドリンクを飲む、肝臓の栄養剤を飲む、ニンニクを食べる
7.とにかく早寝する
8.好きなことをとことんする(ブログや小説を書く とか)
9.精神的なつかれの時は一人旅が良い、誰にも会わず話さず、とことんひとりぼっちになる
10.整体やマッサージ
11.人恋しくなったら、気を使わなくていい店に一人で行って熱燗か冷酒をなめながらママと他愛ない話で二時間ほど(ほかの客がいないことが条件)
最初から酔う気持ちで行くべし、酔わなければ家で寝ていた方が良い
12.自分だけが忙しいという不満を持たない
13.落ち込まない、思い詰めない、腹を立てない
14、必ず良いときがくると信じて前向きに働く
11は最後の切り札