毎週、海では飽きてしまうね
海とドライブを交互にすればいいかな
今日は長野県に来ている。 姨捨SA(おばすて)では風が少しひんやりしている、標高616mですから無理もない
ここは長野道、麻績(おみ)インターからすぐのところにあります
麻績インターへは上信道、坂城(さかき)インターから青木村経由で修那羅峠(しゅならとうげ)を越えて来ました。
私は峠が好きで、今は登山道の峠は無理ですが、車で通る峠は結構行きます。
今日も、もう一つ長野市から真田町へ抜ける新地蔵峠も通って来ました。
日本で一番、峠が多いのは広い北海道かと思ったら、周りが全て山の長野県だそうです。
ネットで見たら187あるそうです
(nikkei)
今更ですが、峠とは山脈の鞍部(一番低い)で、その鞍部を最高点として山脈鞍部を横切る道路の交差点が峠
だから峠は割と狭くて展望は望めないことが多い
修那羅峠
新地蔵峠
そんな峠の面白さは、全く異なる土地が突然現れる「どこでもドア」であることだ。
そして徒歩が大部分だった時代にはショートカットの近道だった。
だから戦国時代には峠を越えて敵地に攻め込む
勿論敵も攻め込まれてはたまらないから峠で迎え撃つ
ゆえに塩尻峠の戦い、米山峠の戦い、三増峠の戦いなど峠の戦は数多ある
戦だけではない、女工哀史
明治から昭和前期、うら若い少女たちは貧しい家計を助けるため峠を歩いて越えて信州や上州の製糸工場へ働きに出た。
有名なのは「ああ 野麦峠」、私も車で通った、ただし当時の街道とは違うだろう
女工が本当に悲惨だったのか私にはわからない。職場環境は会社によってずいぶん違ったと思う
官営富岡製糸場の労働環境はさすがに先進的だったようだ。
私の外祖母も母も小学校卒業して間もなく上州の製糸工場へ働きに出たが楽しかった方が多いような感じだった。
信州に峠が多いということは、登り下りが多いという事だ
というか、平坦な道はあまりないと言ったほうが良い
高速や国道でさえ日本海から100km信州に入れば700mほど高くなっている
平らに見える場所でも、なだらかに、ゆっくり上っている
信州は北陸に比べると燃費が悪いと思う、上り下りの連続だから
それなのにガソリン価格は新潟県、富山県より平均10円以上高い
麻績
青木村