日曜だとか夢だとかのこと

早朝のセミの声が聞こえなくなってきましたが、まだ扇風機やエアコンが必要な蒸し暑い日々が続いています

今日は日曜日ですね、学生を終わるまでは日曜日の朝は特別な日でしたね

学校に行かなくてもいい日、時間に追われずゆっくりとしたいことができる日

高校生になってからは各学校に散っていった中学時代の友達に会える日

バンド練習にバイクの後ろにエレキギターをくくりつけて地域の公民館まで走った日

土曜の午後から一泊で登山、山頂下で朝を迎える日曜日

けれどこの業界に入ってから日曜日とは特別忙しく慌ただしい日と言う認識でした、それでも自営業の魚屋を始めてからは日曜は休日に戻った

半日は仕出しで潰れるけれど、半日は家族サービスができた、でも36歳で今の店に入社してから日曜はすさまじく忙しい日になった

特にブライダルブームの時は家に帰らないこともしばしばだった

それからブームが去って、結婚しない、結婚式しない、この町ではしない風潮になってからは少し落ち着いた、それでも日曜は特別忙しい日

そんな日曜もコロナが流行ってからは学生時代に戻った

朝寝ができる日曜日、午後から暇な日曜日、嬉しいのか悲しいのかよくわからない

やりたいことができない日々は貴重な時間がただむなしく過ぎ去っていくだけ、故郷の親に会えない学生たちも、高齢で時間が少なくなった人たちも

ときどきこれは私の夢の中の出来事だと思うことがあります

目が覚めたらいつもの日曜日で「ずいぶんおかしな病気の夢だったなあ」なんて

そういえば昨夜は寝付いて間もなくPeeネコの夢を見た、外で猫の鳴き声が聞こえて、網戸から見たらそこにPeeがいた

慌てて外に回ったところで目が覚めた、くっきりとPeeの顔を見ました

懐かしいなあ、お盆で帰ってきていたんだろうか