80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

ながまれ号の製作(13完)

2017-11-19 17:12:00 | 北海道方面
こんにちは。りゅーでんさん主催の恒例の花月園運転会に参加してきました。お題「東日本の三セク鉄道」向けに製作した「ながまれ号」も無事デビューできましたが、その様子はとりあえず置いといて、13回続いた製作記のシメをしておきたいと思います。

二重窓を表現するため、シール紙にシルバーを吹いて作った通常のアルミサッシつき窓セルの裏側に、こんな感じの二重窓用の窓枠を貼ることにしました。ところが・・・




なぁんだ、パッ見は普通の窓枠と変わんないじゃないか(オコ!)




光を反射させると内側にあるのがわかるんですけどね。。残念!




アンドン幕は白色LEDで照らしますが、中心部だけ光ってしまうのを避けるため、拡散キャップに相当するものを緩衝材として入れることにしました。アクリル板をヤスッってスモーク状にするのが一般的ですが、もっと加工が簡単な素材はないものかと探した結果、「お湯まる」(ただし今回使ったのは同等品の“イロプラ”)のクリアタイプを使ってみることにしました。ただしお湯で柔らかくするわけではなく、そのままカッターでザクザク切るだけです。




「団体」とプリントしたシールを貼り・・・




アンドンの裏側へ押し込んでLEDをセット。このあとフタをして遮光すれば完了です。




で、こんな感じに光りました。なかなかよろしい^^




ワイパー、ジャンパホース、ライトレンズ、列車無線アンテナ等々こまごまとしたものを取り付け、一応の完成としました。自然光の下で撮影。




塗装というより絵を描くような仕上げは初めての経験でしたが、苦痛と言いながらもけっこう楽しんで作業できたかな~と。。ご覧いただきありがとうございました。




よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ながまれ号の製作(12)

2017-11-17 01:49:23 | 北海道方面
こんばんは。星空に引き続き“いさり火”やロゴなどの描き込みを行いました。ただし実際に「描いた」のは一部で、多くは着色したシールを丸く切り抜いて貼ったものです。



まずは市販のフォトシール紙に、各種文字、ロゴ、そしてドットパターン(水玉模様)に使うカラーのベタ塗りを出力します。ドットの色はWEBの写真でしかわからず光線の具合によって千差万別なので実際何色使われているのかわかりませんが、「いさり火」や「街の灯り」をイメージしているそうなので、オレンジを中心としてコーラルピンクから薄い黄色まで4色を使うことにしました。




ドットの大きさも数種類あるので、一番大きいものはφ3mmの1穴パンチで抜くことにします。




さらにφ2.5mm、φ2mm、φ1.5mmについては「ベルトポンチ」なる穴あけツールで抜くことにして、某大型店のサイトで注文したのですが、なんと全社的な「物流上の問題」とかで届いたのはφ2.5mmだけ。残りの2本はまだ届いていないため、φ2mm相当は丸刀で抜き、φ1.5mmとそれよりもさらに小さいドットについてはカラーマーカーで描き込むことにしました。




ちなみに星空の表現で威力を発揮した「PILOT Juice」も各色揃えてみたのですが、インクがシルバーのように不透明ではないためダークブルーの車体では全く発色せず、かろうじて「コーラルピンク」が使える程度でした。ちなみに左端に写っている「PILOT ペイントマーカー」は不透明インクを使っているため問題なく使えましたが、カラーバリエーションが少ないためオレンジを部分的に使う程度にとどまりました。




このドットパターンも星空同様、配置、色、大きさは適当にデフォルメしています。




渦巻き状の会社のでマークや「ながまれ」のロゴはWEBの写真を拝借しました。横着してデカールではなくフォトシール紙にプリントしたので厚みがあり、光線の具合によっては目立ちます。接写禁止でお願いします・・・。(^^;




残るは窓セル入れとライト類の仕込み。なんとか週末の運転会には間に合いそうです。



よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ながまれ号の製作(11)

2017-11-16 01:52:12 | 北海道方面
こんばんは。函館山の上空に広がる満天の星空を描き込みました。


一応、実車写真を見ながら描いていますが、完全なコピーは無理なので、大きめの星の位置と大きさだけ押さえ、あとは気分で適当に星を散りばめています。




すべてPILOTのジェルインクボールペン「Juice 極細0.5」だけで描きました。一部、手でこすってしまいリカバーが必要な部分がありますが、それ以外はまずまずの出来かな?ありがとうジュース!(笑)




スカートの下にはスノープロウを付けました。エコーの電車用をジャーマングレーに塗り、セメダインスーパーXでスカート裏側の補強材に直付けしています。これが付くと顔が引き締まりますね。




よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ながまれ号の製作(10)

2017-11-14 13:37:29 | 北海道方面
こんにちは。仕上げも佳境に入ってきましたが、1週間前にネットで注文したある“ブツ”がいまだ届かず、塗装というか外装デザインの一部が進まないという状況に陥りました。。たぶんメーカー取り寄せになってしまったためかと思うのですが、デッドラインはギリギリ待って2日後の木曜。まあ来なけりゃ来ないでやりようはあるのですが・・・。


というわけでそれ以外の部分を仕上げていきます。スカートはペーパーからの自作。展開図を描かずに現物合わせで作ります。基板の周囲にスカート本体となる適当な大きさの紙をやや傾斜させて巻きつけて上面をカット(写真はカット済み)。次に基板面からスカート丈を測り、そこに適当な紙を巻き付けてボンドで止め(写真の状態)、これをガイドにしてカッターで切り取れば本体の出来上がり。カプラー・ジャンパ栓の穴はこれからケガいて抜きます。




撤去された水タンクのフタも作りました。が・・・こちらは製作途中の写真はナシです。JR北海道仕様?らしく天板にごくなだらかな傾斜がついているのでそれを表現しましたが、ポツポツ目立つボルトの頭は省略しました。サフで下地を整えスカートと一緒に塗装します。




水タンクフタはこんな感じ。




そしてスカートはこんな感じで出来ました。伸縮カプラーに対応させるつもりで中央の空間を広めに取ったのですが、結局あきらめたので、単にデフォルメがきついだけの結果となってしまいました。




というのも、密自連なら何でもいいやと思ってKATOの「スハフ14カプラ-セット」なるものを買ったところ、なんとカプラーと汚物タンクが一心同体!カプラーだけ切り離すのも面倒だし、伸縮機構とスカートの干渉も調整しなきゃだし・・・と思っただけで面倒になったので、頭のカプラー本体だけ取り外して使うことにしたのです。




結果、こんな感じでまとまりました。ジャンパ栓類はエコーのパーツです。カプラーはKATOの自連用ポケットに収めたのですが、ウデの長さが極端に短いため(そりゃそうだ伸縮機構向けだからね。。)ポケットも前端を3mmくらいカットしました。復元バネもカットしたらまったく役立たずになってしまいましたが・・・。




下回りは配線を済ませ走行状態をチェック。ウェイトは板状のもの(タイヤのバランスウェイト=1枚30g)を3枚使い、モーター両脇に2枚と動力台車側のオーバーハング部に1/2枚、そして残りの1/2枚は動力台車側の屋根裏に貼り付けました。




ということで現在の「ながまれ号」。今日中に星だけは描いておくかな。。




よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ながまれ号の製作(9)

2017-11-11 01:37:32 | 北海道方面
こんばんは。ながまれ号の仕上げをやっています。

形式番号はストックのインレタから白文字の適当なものを探してきて記入。キハ40 1793としました。




Hゴムにポスカの「はいいろ」を差し、練習のつもりで星空を描き込んでみましたがイマイチ。はみ出した部分をカッターの刃先で削り取ろうとしたら色が散って余計に汚れてしまいました。完全に乾かないうちにいじったのがいけなかったようです。ちなみにスケール通りなどとてもできないので、実車の7掛けくらいの星空となっています。




星空の描き込みのため、シルバーの細書きペンを何種類か試してみました。上がZEBRA「マッキーペイントマーカー」、中段がPILOT「ペイントペン」でこれらは油性の不透明インク、そして下段はPILOT「Juiceシリーズ」のジェルインクボールペンです。上の2つはどうもペン先が公称値よりも太く0.8~1mmくらいになってしまうのですが、Juiceボールペンはさすが硬い“ボール”だけあって公称の0.5mm幅でほぼ書くことができました。今後はこれをメインに使っていこうと思います。ただ、一度書いただけだと下が透けるので重ね書きする必要があるようです。




よろしければ1クリックお願いします。
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする