80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

ながまれ号の製作(8)

2017-11-07 00:35:26 | 北海道方面
こんばんは。宿題となっていた函館山の切り抜きに成功しました♪


型紙の上にマスキングテープを貼ってみると・・・何のことはない、下地が透けて見えるじゃありませんか。この線に沿ってフリーハンドで“平行カッター”を走らせれば函館山が出来あがるはず。。




おお!こんどはインチキではなく本物です。思いのほか簡単に切り抜くことができました。ちなみに切っているところの写真はありません。息を止めて全神経を刃先に集中させていたので。。




車体の方はアルミシルバーを吹いておきます。本当は帯部分だけでいいのですが、変に段差ができても困るので、屋根以外は全部銀ピカになってもらいました。




そして、函館山のシルエットを含む帯部分をマスキングして・・・。




吹き込み防止のため、ドアなど段差のある部分を中心にクリアーを軽く拭いた後、ダークブルーを少し厚めに吹きました。多少のタッチアップが必要ですがなんとか第一段階はクリア!残るは満天の星空と漁火。さてどう表現しましょうか。。




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ながまれ号の製作(7)

2017-11-05 01:04:25 | 北海道方面
こんばんは。ながまれ号の仕上げを続けます。

ベンチレーターを載せます。エンドウの"箱型汎用"。この車両は屋根まで丸ごと車体色に塗られているので、付けられるものは全部付けてから塗装に入ります。ただし水タンク撤去跡のカバーはベンチレーターとの間隔が狭く、塗料がうまく吹き込まない可能性があるので後付けすることにしました。



キハ40 1700番台としてはほぼこれで車体が完成したことになりますが、この後の塗装が大変手間なので、全体の進捗としては、やっと道半ばまで来たといった感じです。


実は楽をしようと思えばこんな製品も出ているんですね。トレジャータウンのNゲージ用に続いてリリースされた16番用インレタ。しかしお値段にご注目ください。「ながまれ号」用はななんと9,800円也です。これはさすがに手が出せません・・・。

<トレジャータウンHPより拝借>



一見奇抜に見える「ながまれ号」の塗装ですが、これは夜の帳が下りた函館の夜景をイメージしたものだそうです。すなわち車体全体を包む深いミッドナイトブルーは夜空と漆黒の海を、腰に巻かれたシルバーの帯は函館山のシルエットを、その周辺に散りばめられたオレンジや黄色の水玉は津軽海峡に煌めく漁火と道南の街の灯りを、そして、窓から屋根にかけては無数のスターダスト・・・。

<道南いさりび鉄道HPより拝借>


ベースの車体色は、比較的入手しやすいスプレー塗料の中で一番暗いと思われる、GMの「ブルーB(旧近鉄ブルー)」を使うことにします。漁火やスターダストは自家製デカールまたはシールを予定していますが、無理そうならマーカーペンの手書きというウルトラCも視野に検討中。そして腰のシルバー帯はマスキングで入れる予定ですが“函館山”の部分をなんとかしなければなりません。


まず考えたのは型紙を作り、それに沿わせてマスキングテープを貼る方法。「ながまれ号グッズ」のなかでも比較的スケールどおりのイラストが描かれている「タオル」の写真をネットで探し出し、少し台形補正をしてから、これを下敷きにして線画を描きました。




出来あがったのがこちら。両側とも同じデザインなので1枚を使い回せば事足りますが、念のため4枚分を#300スノーマット紙にプリントしました。




切り抜いてから確認のため車体にあてがってみます。曲線部分は定規は使わず、慎重にフリーハンドで切り抜きました。




実車の帯幅は不明ですが、写真判定から100mmくらいではないかと推定し、1.25mm幅に切ったマスキングテープで予行演習してみます。ところが、山のなだらかな稜線は問題ありませんが、山頂付近の急な曲げになると、さしもの柔らかいマスキングテープでも全く追従できないことが判明しました。




ならば型紙をガイドにして山の形に切り抜いてしまえ!ということで、細帯が瞬時にして出来上がる“自家製平行カッター”を作ってみることにしました。ジャン!刃厚0.25mmの「特専黒刃」の登場です。




この刃2枚でt1.0mmのベーク板をサンドイッチすると刃の幅は1.25mmになります。




試作段階なのでとりあえずバインダークリップで保持。強い力かけなきゃ十分実用的です。




型紙をガイドにしてこんな感じで帯を切り出します。




お、なかなかいいじゃないか!




というのはウソっぱち。適当にフリーハンドで切り抜いたものです。。(^^;;
型紙が「紙」のため、いくら注意してもザクザク切り込んじゃって、すぐ使い物にならなくなってしまうんですね。かといって真鍮板などで作り直すのも面倒だし・・・。フチを瞬着で固めるか。。笑




ということで試行錯誤は続きます。



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ながまれ号の製作(6)

2017-11-04 01:59:59 | 北海道方面
11月に入り今年も残すところ2か月となりました。運転会も近いので「ながまれ号」の製作をスピードアップします。


#300スノーマット紙を細切りにした雨樋を瞬着で貼ります。




縦樋もペーパーから切り出したものを貼ります。票差し類はエコーのエッチングパーツ、乗務員ドアの手すりはφ0.4mm真鍮線です。




前面にも手すりを取り付け、タイフォンとジャンパ栓受けはエコーのホワイトメタルパーツを取り付けます。キハ40系らしい顔つきになってきました。





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ながまれ号の製作(5)

2017-10-22 14:53:49 | 北海道方面
こんにちは。台風が接近しています。超大型だそうです。十分警戒して参りましょう。

キハ40「ながまれ号」がわずかだけ進みました。

側面の吸気口はエバーグリーンの波板をはめ込んで表現。エンジンを換装しているため側面の吸気口はこの外気導入口のみです。




乗務員ドアハンドルの“逃げ”をつけ忘れたので、φ3円定規でケガキ→丸刀でスジつけ→カッターで表皮はぎ取り、の手順で凹みをつけました。




排気管はφ外1.8-内1.5mm真鍮パイプを使い、屋根を少しだけ四角く彫り込んだところに植え込みました。




ヘッド/テールライトを取り付けてオデコを整形。前面との接続部などがまだデコボコなので、もう少し地ならしをしてからタイフォンやジャンパ栓受などを取り付ける予定です。




編成モノもいいですが、両運の単品製作もじっくり向き合えるのでいいですね。




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ながまれ号の製作(4)

2017-10-13 10:50:03 | 北海道方面
こんにちは。仕事のヤマがあってだいぶ間が開いてしまいましたが、またボチボチ製作記事を再開したいと思います。まずはキハ40「ながまれ号」から。

オデコまわりの成形をしました。キハ40系気動車の顔はイメージ的にはのっぺりとした印象があるのですが、実車をみるとオデコはもっと丸みを帯びています。もっと削れぃ!




カッター、ヤスリを駆使してRを大きくしました。ついでに“アンドン”の両サイドのラインがシャープに出るように修正。写真だとあまり違いが分かりませんが、だいぶ良くなった気がします(←自己評価という名の事故評価)




続いてライトケースを仕込みます。屋根裏には前面を組み立てた際の天井板と、左右の側板を結ぶ補強材が入っていますが、屋根板によってすべてが接着された今となっては強度保持の意味を持たないため、配線の邪魔になる部分をカットしてしまいます。




補強材は中央付近をニッパーで切断しピンセットで除去。初めからこうする前提で、屋根板に接する部分はボンドをつけていないのです。




ライトケースとアンドンにかかる部分の天井板をカッターで切り取ればライト類の仕込み準備は完了。




ライトケースはKSのNo.984を使用。φ3砲弾型LEDを仕込むために後方をドリルで拡大しておきます。




ヘッドとテールのライトケースを仮に装着してみたところ。オーケー、キハ40らしくなってきた。




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