こんにちは。
早くも2月に入りました。ここ数日、昼間は暖かい日が続いていますが、まだまだ寒の戻りがあると思いますので油断できません。
さて、レイアウトの方は文字通りの軌道修正が進み、大きな問題はほぼ改善されて快調な運転ができるようになってきましたが、まだ細かいチューニングが残っていますので、こちらもまだ油断するわけにはいきません。
第2コーナー内回り線の脱線問題。
よく台車周辺を観察してみると、やはり#83レールに#100カーブポイントをつないだことによる段差が災いしていることがわかりました。両者の接続部分はカーブポイント側のレール面をヤスリで削って高さを合わせているのですが、この削り方が左右のレールで差があり、外側レールの削り方が足りずわずかに高かったことから、いわゆるせり上がり脱線を引き起こしていました。実車のようにバネがあるわけでなくリジッドな模型の台車を通過させるためには、実物以上にレール面の狂いを厳密に管理する必要があるようです。
といいつつ、修正はこのようにヤスリでゴリゴリと適当に削っているのですが・・・(笑)
C-C動輪に先台車付きというデリケートなEF58でもチェックし、ちゃんと通過することを確認しました。
次は同じく内回りのガーダー橋部分の不具合の修正です。実はこの部分で脱線することはつい最近まで知らず、たまたまEF58を逆走させたところ脱線したので気が付きました。複線なので通常は逆走させることはないはずですが、何か落ち着かないので修正を施すことにしました。
このガーダー橋は緩い右カーブになっていて、中央付近から徐々にカントがつくようになっているのですが、どうやら中央の橋脚上面が水平でなく、カーブ外側(写真手前側)の方がわずかに低くなっているようなのです。いわゆる逆カント状態なので、必要以上にレール面が捩れていることがわかりました。
そこで、写真のように、ガーダー橋の下に厚紙を1枚差し込んで外側が高くなるように修正したところ脱線は収まりました。
しかし車輪とレールをよく見ると、まだ車輪が浮き気味になっているため、ちょうどペンチで指している場所あたりにもう1枚、紙を挟んでやる必要がありそうです。
続いてこちらは直線から第三コーナーに入る部分のブロック境界部分。ご覧のようにレールの段差が発生しているのですが、手前側のレールを固定するのに使ったコルク板の厚さが薄かったため、このように落ち込んでいることが判明しました。
これは端部の小クギを一旦抜いて枕木の下にt0.5の紙を挟み、もう一度クギを刺して固定することでほぼ解消できました。
そしてこちら。場所は飛びますが、向かって左サイドの第一、第二コーナー間を結ぶ直線ブロックで、ヤードへの出入庫線を挟んだ3線区間のものです。元々のベニヤが反っていたのか経年変化かわかりませんが、両サイドの内・外回り線の路盤だけが山型に反り上がっていました。この結果、スノープラウが低いアクラスのEF64は、隣接ブロックのレール面に乗り上げて動けなくなっていたのです。
対策としてはベニヤ路盤の下にレール方向の梁を入れて矯正することですが、あいにく丁度よい長さの鉄アングルが手元になかったので、余っていた30×40mmの角材を使ってみました。ところが所詮木は木。ベニヤの反りに負けてほとんど矯正効果がないことがわかりました。
しかし、他に梁になりそうな素材もないので、ベニヤ路盤と角材の間の両端にt4mmのベニヤを挟んで空間をつくり、中央を木ネジで締め上げることで無理やり路盤面を水平に近づけることにしました。完璧ではありませんが、これでシャコタンの車両でも鼻先を引っ掛けることなく通過できるようになりました。
とまあこんな荒治療を繰り返しながら、少しずつ「走るレイアウト」に向けたチューニングが進んでいます。
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早くも2月に入りました。ここ数日、昼間は暖かい日が続いていますが、まだまだ寒の戻りがあると思いますので油断できません。
さて、レイアウトの方は文字通りの軌道修正が進み、大きな問題はほぼ改善されて快調な運転ができるようになってきましたが、まだ細かいチューニングが残っていますので、こちらもまだ油断するわけにはいきません。
第2コーナー内回り線の脱線問題。
よく台車周辺を観察してみると、やはり#83レールに#100カーブポイントをつないだことによる段差が災いしていることがわかりました。両者の接続部分はカーブポイント側のレール面をヤスリで削って高さを合わせているのですが、この削り方が左右のレールで差があり、外側レールの削り方が足りずわずかに高かったことから、いわゆるせり上がり脱線を引き起こしていました。実車のようにバネがあるわけでなくリジッドな模型の台車を通過させるためには、実物以上にレール面の狂いを厳密に管理する必要があるようです。
といいつつ、修正はこのようにヤスリでゴリゴリと適当に削っているのですが・・・(笑)
C-C動輪に先台車付きというデリケートなEF58でもチェックし、ちゃんと通過することを確認しました。
次は同じく内回りのガーダー橋部分の不具合の修正です。実はこの部分で脱線することはつい最近まで知らず、たまたまEF58を逆走させたところ脱線したので気が付きました。複線なので通常は逆走させることはないはずですが、何か落ち着かないので修正を施すことにしました。
このガーダー橋は緩い右カーブになっていて、中央付近から徐々にカントがつくようになっているのですが、どうやら中央の橋脚上面が水平でなく、カーブ外側(写真手前側)の方がわずかに低くなっているようなのです。いわゆる逆カント状態なので、必要以上にレール面が捩れていることがわかりました。
そこで、写真のように、ガーダー橋の下に厚紙を1枚差し込んで外側が高くなるように修正したところ脱線は収まりました。
しかし車輪とレールをよく見ると、まだ車輪が浮き気味になっているため、ちょうどペンチで指している場所あたりにもう1枚、紙を挟んでやる必要がありそうです。
続いてこちらは直線から第三コーナーに入る部分のブロック境界部分。ご覧のようにレールの段差が発生しているのですが、手前側のレールを固定するのに使ったコルク板の厚さが薄かったため、このように落ち込んでいることが判明しました。
これは端部の小クギを一旦抜いて枕木の下にt0.5の紙を挟み、もう一度クギを刺して固定することでほぼ解消できました。
そしてこちら。場所は飛びますが、向かって左サイドの第一、第二コーナー間を結ぶ直線ブロックで、ヤードへの出入庫線を挟んだ3線区間のものです。元々のベニヤが反っていたのか経年変化かわかりませんが、両サイドの内・外回り線の路盤だけが山型に反り上がっていました。この結果、スノープラウが低いアクラスのEF64は、隣接ブロックのレール面に乗り上げて動けなくなっていたのです。
対策としてはベニヤ路盤の下にレール方向の梁を入れて矯正することですが、あいにく丁度よい長さの鉄アングルが手元になかったので、余っていた30×40mmの角材を使ってみました。ところが所詮木は木。ベニヤの反りに負けてほとんど矯正効果がないことがわかりました。
しかし、他に梁になりそうな素材もないので、ベニヤ路盤と角材の間の両端にt4mmのベニヤを挟んで空間をつくり、中央を木ネジで締め上げることで無理やり路盤面を水平に近づけることにしました。完璧ではありませんが、これでシャコタンの車両でも鼻先を引っ掛けることなく通過できるようになりました。
とまあこんな荒治療を繰り返しながら、少しずつ「走るレイアウト」に向けたチューニングが進んでいます。
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