こんばんは。
阪急2000系は車体を薄手の紙に換え、窓枠をシール紙から普通紙に換えて再出発しております。窓枠の外側のRをカットするために注文したR=1.75の彫刻刀が中1日で沖野彫刻様から届きました。迅速な対応に感謝です。
窓枠用の紙はさらに種類変更し、「光沢をおさえた両面写真用紙」(t=0.185mm)というものに落ち着きました。A4サイズ20シート入りで1,000円以上するのですが、たまたま使い残しがあったのでそれを活用しました。
1窓分ずつ切り離して新しい彫刻刀で四隅のRをカットし、スティック糊で車体に貼ります。ペーパー車体工作には初めて使ってみましたが、薄く塗れて接着強度もそこそこあるので小面積の接着には重宝しそうです。この段階ではドアと方向幕窓だけ抜いてサッシ窓はまだ抜いていません。
というのも、カッターの刃を入れるとその厚みでどうしても窓枠が押し広げられてしまい、辺の中央が膨らんだり、最悪はがれてしまったりするため、とりあえず1回切れ目を入れて溝をつくり、サーフェイサーを断面に浸み込ませて固着させてから一気に切り抜く、という方法をとることにしたためです。写真では見にくいですが、カッターとR=1.0の彫刻刀で1回だけ浅く切れ目を入れてあります。
ところで車体各部の構造やディティールがわかる資料が相変わらず不足しているので、レイルロードから出ているこんな本を買ってきました。形式は違いますが同世代の兄弟車なので十分参考になります。
さらに、2000系以降の新系列高性能車について解説されている鉄道ファン1988年8月号の中古本も入手しました。2000系は昭和35~37年度の3次にわたり製作されていて、今回プロトタイプとしている昭和37年製の3次車の車号が何番からなのかわからなかったのですが、この記事に年度別の車号一覧表が掲載されていたので助かりました。2065(Tc)-2015(M)-2066(T)-2016(Mc)というラインナップにしようと思います。
さて、レイアウトの進捗も簡単にご報告しておきます。地道なバラスト撒き作業が続いていますが、ヤード出入庫線が本線から分岐するセクションもなんとか撒き終わりました。しかし建築限界違反が随所にみられるこのセクション、先日話題にした掘割の側壁以外にも怪しい個所が何か所もあります。内回り線と分かれて出入庫線が一気に下がっていく部分で、どうみてもバラストと床下機器が当たるのではないかとの疑問が拭えません。
さっそく検証。床下中央部に大きな箱がある車両が一番怪しいので、主抵抗器がデンと構えるこんな車両(クモハ475)を走らせてみたところ、辛くもクリアしていることがわかりホッとしました。ちなみに新幹線0系は車体が長くスカートも低いのでもっと条件は悪いかと思ったのですが、床下中央部にあまり箱状の出っ張りがなかったため難なく通過することがわかりました。
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阪急2000系は車体を薄手の紙に換え、窓枠をシール紙から普通紙に換えて再出発しております。窓枠の外側のRをカットするために注文したR=1.75の彫刻刀が中1日で沖野彫刻様から届きました。迅速な対応に感謝です。
窓枠用の紙はさらに種類変更し、「光沢をおさえた両面写真用紙」(t=0.185mm)というものに落ち着きました。A4サイズ20シート入りで1,000円以上するのですが、たまたま使い残しがあったのでそれを活用しました。
1窓分ずつ切り離して新しい彫刻刀で四隅のRをカットし、スティック糊で車体に貼ります。ペーパー車体工作には初めて使ってみましたが、薄く塗れて接着強度もそこそこあるので小面積の接着には重宝しそうです。この段階ではドアと方向幕窓だけ抜いてサッシ窓はまだ抜いていません。
というのも、カッターの刃を入れるとその厚みでどうしても窓枠が押し広げられてしまい、辺の中央が膨らんだり、最悪はがれてしまったりするため、とりあえず1回切れ目を入れて溝をつくり、サーフェイサーを断面に浸み込ませて固着させてから一気に切り抜く、という方法をとることにしたためです。写真では見にくいですが、カッターとR=1.0の彫刻刀で1回だけ浅く切れ目を入れてあります。
ところで車体各部の構造やディティールがわかる資料が相変わらず不足しているので、レイルロードから出ているこんな本を買ってきました。形式は違いますが同世代の兄弟車なので十分参考になります。
さらに、2000系以降の新系列高性能車について解説されている鉄道ファン1988年8月号の中古本も入手しました。2000系は昭和35~37年度の3次にわたり製作されていて、今回プロトタイプとしている昭和37年製の3次車の車号が何番からなのかわからなかったのですが、この記事に年度別の車号一覧表が掲載されていたので助かりました。2065(Tc)-2015(M)-2066(T)-2016(Mc)というラインナップにしようと思います。
さて、レイアウトの進捗も簡単にご報告しておきます。地道なバラスト撒き作業が続いていますが、ヤード出入庫線が本線から分岐するセクションもなんとか撒き終わりました。しかし建築限界違反が随所にみられるこのセクション、先日話題にした掘割の側壁以外にも怪しい個所が何か所もあります。内回り線と分かれて出入庫線が一気に下がっていく部分で、どうみてもバラストと床下機器が当たるのではないかとの疑問が拭えません。
さっそく検証。床下中央部に大きな箱がある車両が一番怪しいので、主抵抗器がデンと構えるこんな車両(クモハ475)を走らせてみたところ、辛くもクリアしていることがわかりホッとしました。ちなみに新幹線0系は車体が長くスカートも低いのでもっと条件は悪いかと思ったのですが、床下中央部にあまり箱状の出っ張りがなかったため難なく通過することがわかりました。
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