80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

東急5200系の製作(16)補修いろいろ

2018-04-23 10:05:10 | 私鉄電車
花月園以降、せっせと5200系の補修をやっています。あとディティールの追加も。

本来はディティールの追加だけでよいはずですが、花月園運転会に持っていったときはとにかく突貫工事で間に合わせた部分が多いので、この際、気に入らない部分はまじめにやりなおそうと思いまして・・・。




前面は薄いシール紙に鉄筆でコルゲートを押し出したものを貼ったのですが、テールライトの“よけ”の切り込みが深すぎてカッコ悪いので直します。ついでにテールライト周囲のパテ盛りももう少し手を加えたいところ。




オデコのパテ整形もイマイチなので研磨し直します。シルバーは凹凸が目立ちやすいですね。




ちなみにこのシルバーはタミヤのTS-83「メタルシルバー」を使いました。下地を黒で鏡面仕上げしてから吹くとさらに落ち着いたメタル表現になるようですが、今回は時間もなかったのでサフの上にそのまま吹いています。それでも指を近付けると映るほどにピカピカの塗面となっています。




ぎゃ!なんかタレてる~!ランボードを接着した時にしでかしたんでしょう。その他肌荒れ箇所多数なのでみーんな削って補修。




先行試作車のデハ5201号車は連結面のコルゲートまで手が回らなかったので、これも追加しなきゃですね。。




切り込み過ぎの前面コルゲートは思い切って剥がし、オデコを整形し、ついでにテールライト周辺も気持ちだけペーパーがけしてサフを吹いておきます。




コルゲートをやり直します。もうほとんど残っていないシール紙の切れ端からなんとか2枚分を捻出し、テールライトよけの部分は現物合わせで慎重に切り込みます。そしてコルゲートのスジをケガき・・・。




鉄筆で押し出します。




これを元の位置に貼り付ければ修復完了。なんか新デザインのラッピング電車みたい。窓上に付く通過標識灯は非点灯のダミーにするため、再塗装直前に取り付けます。手すり、ステップなど追加しなきゃならないディティールもまだたっぷり残ってますね。。




連結面のコルゲートも同様に作って貼り込みます。




側面は乗務員ドアの手すり、乗務員ドア上部の水切り、ドアステップなどを追加していきます。手すりが車体からどのように生えているか写真で観察したところ、なんと乗務員ドアのフチがテーパー状になっていて、そこから垂直に生えていることがわかりました。わがモデルはそんなゴージャスな構造になっていないため、ドアの縁ぎりぎりのところに斜め45度に穴を開け、コの字に曲げたφ0.4真鍮線を差し込みました。結果、飛び出しすぎず車体との隙間も潰れすぎず、まずまずの出来となってひと安心。




というわけで修復とディティール工作はまだまだ続きます・・・。



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コメント (2)
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