先日投稿した、KATO165系改169系を「快速みすず」に仕立てるプロジェクトをもって、わが家にある約30両のKATO165系の編成見直しの方向性がほぼ決まったのですが、唯一の悩みの種が急行「伊那」として仕立てた4連に入るモハ164の動力でした。モーターの無い増結セットを使い、MCR3B00モーターによる片台車駆動としたのですが悲しいほどに牽引力が無く3%勾配を登りません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/3f/e58b089623d47ede7c578cb9a0986e5c.jpg)
室内に置いたモーターはお洒落なフレンチブルーでその存在感をいかんなく発揮w。その部分はシートも取り外しました。
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動力台車は、たまたまモーター不調で余剰になったキハ58の台車枠をDT32に差し替えたものを流用したので、ボルスター+センターピンに相当する部分をキハ58の床板からそっくり切り抜いて移植。やっつけ的に見えますが、これはこれで問題なく機能していました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/8d/bd521288a702fdf4b32247e1d8f44405.jpg)
しかし、いかんせん3両のトレーラーを従えて勾配を登らないのは165系の恥。ちょうどKATOの165系がリニューアルされ、パワートラック式の動力ユニットがAssyにラインナップされたことから、これを使って動力関係を刷新することにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/ca/1716f0b2c138cad3693edc8d9a4af7a0.jpg)
とりあえず装着できるのか試してみます。メーカー的には初期製品の更新には「床下セット」も併せて購入することを推奨しているようですが、台車の装着方法自体は変わらんでしょ?的な甘々な見通しで先にパーツを買ってしまうという・・・。笑 でもちゃんと入りましたよ。ただしギヤハウスの出っ張りなどがあるため現物合わせで床板をカットしてやる必要があります。しかも軸が偏心しているのか左右非対称なので注意が必要です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/2a/457498b308e2cc474b7b409d5f535a53.jpg)
逆向きに曲げたところ。右側の大きな膨らみに目が行きがちですが、左側にある“配線コード押さえ”的な突起の逃げ部分も作る必要があります。キハ58の床板から加工する方はまず居ないと思いますがw、165系旧製品(クモハ165)の床板を使って台車だけ交換する方は自己責任でお願いします。
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台車の首振りは、やや拘束感があるものの、実用上は問題なさそうに思います。
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ということで、一応、必要な“逃げ”を作ってやれば装着可能なことが分かったので、いま非駆動となっているもう片方のボルスター部分もキハ58から移植します。床板を捨てなくてよかった。。
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まず切れ端で補強しつつABS接着剤で接着。乾いたら瞬着を流して“追い固着”します。力がかかる部分なので念には念を入れて・・・ということですが、一番力がかかるのは走行中ではなく台車をはめ込む瞬間です。笑
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切れていたシートを元に戻します。「快速みすず」をリクライニングシートに入れ替えたので、その発生品が使えたのはラッキーでした。
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床板の裏側にウエイトとなるt1.0の鉛板を貼り、念のためビニールテープで覆って絶縁します。
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集電板もモーター部分を避けて前後に分割していました。手持ちのジャンク品を探しましたが見つからなかったので、分割したまま元通りウエイト板(鉄板)を載せて押さえてあります。このウエイト板を介して通電するはずです。パワトラは1台車だけでも走るので無くても問題はないのですが、集電安定性や、室内灯への給電などを考えると電気的につなげておいた方が何かと便利です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/ad/bac8c5878b2b080cdf6640a806270849.jpg)
さあ完成しました。試運転してみましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/86/7468713478deb3b8d7dbb9d6f4e18e7c.jpg)
あ!?・・・ めちゃめちゃ絶好調です。静止画でお伝えするのは困難ですww
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床板の穴をプラ板で塞ぎ、屋根裏にも鉛板を貼って補重。
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モハ164の動力刷新が無事に完了しました。パワフルになっただけでなく室内もすっきりしてメデタシメデタシ。
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急行「伊那」号再出発!これで赤木~沢渡間の40‰も登れるわい♪
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室内に置いたモーターはお洒落なフレンチブルーでその存在感をいかんなく発揮w。その部分はシートも取り外しました。
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動力台車は、たまたまモーター不調で余剰になったキハ58の台車枠をDT32に差し替えたものを流用したので、ボルスター+センターピンに相当する部分をキハ58の床板からそっくり切り抜いて移植。やっつけ的に見えますが、これはこれで問題なく機能していました。
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しかし、いかんせん3両のトレーラーを従えて勾配を登らないのは165系の恥。ちょうどKATOの165系がリニューアルされ、パワートラック式の動力ユニットがAssyにラインナップされたことから、これを使って動力関係を刷新することにしました。
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とりあえず装着できるのか試してみます。メーカー的には初期製品の更新には「床下セット」も併せて購入することを推奨しているようですが、台車の装着方法自体は変わらんでしょ?的な甘々な見通しで先にパーツを買ってしまうという・・・。笑 でもちゃんと入りましたよ。ただしギヤハウスの出っ張りなどがあるため現物合わせで床板をカットしてやる必要があります。しかも軸が偏心しているのか左右非対称なので注意が必要です。
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逆向きに曲げたところ。右側の大きな膨らみに目が行きがちですが、左側にある“配線コード押さえ”的な突起の逃げ部分も作る必要があります。キハ58の床板から加工する方はまず居ないと思いますがw、165系旧製品(クモハ165)の床板を使って台車だけ交換する方は自己責任でお願いします。
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台車の首振りは、やや拘束感があるものの、実用上は問題なさそうに思います。
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ということで、一応、必要な“逃げ”を作ってやれば装着可能なことが分かったので、いま非駆動となっているもう片方のボルスター部分もキハ58から移植します。床板を捨てなくてよかった。。
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まず切れ端で補強しつつABS接着剤で接着。乾いたら瞬着を流して“追い固着”します。力がかかる部分なので念には念を入れて・・・ということですが、一番力がかかるのは走行中ではなく台車をはめ込む瞬間です。笑
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切れていたシートを元に戻します。「快速みすず」をリクライニングシートに入れ替えたので、その発生品が使えたのはラッキーでした。
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床板の裏側にウエイトとなるt1.0の鉛板を貼り、念のためビニールテープで覆って絶縁します。
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集電板もモーター部分を避けて前後に分割していました。手持ちのジャンク品を探しましたが見つからなかったので、分割したまま元通りウエイト板(鉄板)を載せて押さえてあります。このウエイト板を介して通電するはずです。パワトラは1台車だけでも走るので無くても問題はないのですが、集電安定性や、室内灯への給電などを考えると電気的につなげておいた方が何かと便利です。
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さあ完成しました。試運転してみましょう。
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あ!?・・・ めちゃめちゃ絶好調です。静止画でお伝えするのは困難ですww
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床板の穴をプラ板で塞ぎ、屋根裏にも鉛板を貼って補重。
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モハ164の動力刷新が無事に完了しました。パワフルになっただけでなく室内もすっきりしてメデタシメデタシ。
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急行「伊那」号再出発!これで赤木~沢渡間の40‰も登れるわい♪
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