鬼のような早起きのおかげで、ミッション1)飯田線撮影と2)高遠の桜を観る会wは楽しくクリア。お楽しみの舞台を南信から中信・安曇野へ移します。
駒ケ根I.C.から中央道、長野道経由を経由し、南アルプスに代わって現れた北アルプスの雄大な峰々にはやる心を押さえつつ安曇野I.C.をOUT。真っ先に立ち寄ったのは碌山美術館前に店舗を構える蕎麦処「寿々㐂」。人気のお店で今日も20分ぐらい待ちましたが、素朴にして美味な「天ざる蕎麦」を存分に楽しむことができました。
時刻は14時を少しまわったところ。今日は早めに宿へ入ってゆっくりする予定だったので、県民の皆さん御用達のスーパー・ツルヤへ立ち寄って食材を買い込み、安曇野から北アルプスを背にして東に見える小高い長峰山の山頂付近にある「天平の森」へ向けて車を走らせます。
こちらが本日の宿泊場所兼運転会場となる天平の森のコテージ。1週間前に急きょ思い立って予約したのですが、GW前の日曜泊という時節柄か、6棟あるうちの一番眺めが良いとされるNo.6を無事に押さえることができました。バリアフリー設計で広さも一番広いようです。365分の1泊だ許せ!笑
ほほ~♪♡
北アルプスに沈む夕日、眼下には安曇野のまち並み。絶好のロケーションです。
眺めの良いバスルームで軽くシャワーを浴び、車で3分ぐらいの場所にある展望台で暮れゆく安曇野のパノラマを鑑賞します。北アルプス残照、天頂には三日月。
コテージに戻ってからもしばらく夜景を楽しみます。
そして運転会準備。部屋のサイズが不明でしたが、R790のカント付きカーブと直線20数本、大型ポイント3基でほぼピッタリでした。
簡単な試運転ののち夕食。スーパーで買い物する時点ですでに高遠で歩いた疲れが出ていたので自炊は諦め、メインはトンカツ弁当に。まあ自炊したとしてもカレーなので五十歩百歩です 笑。しかし信州サーモンの刺身が手に入ったのは朗報で、醤油を忘れてきたことを悔やみつつ、塩とゴマドレッシングでサーモンサラダに仕立てたのでした。お供は安曇野の地ビール!
で、食後は運転会本番。今回は下見の意味もあってあまり多くの車両は持参しておらず、TOMIXの115系新長野色6両、同EF64 1000番台重連とコンテナ貨物、自作のアルプスの電車、KATOのC56といったラインナップです。まずは115系6連をエンドレスくーるくる♪
気が付くとカメムシが列車に向かってにじり寄っていきます。実はコテージ自体は快適だったのですが、カメムシが異常発生?していてカーテンや壁に十数匹がうごめいているというシュールな光景。1匹づつ捕まえては外に放り出していたのですがキリがないので“同居”を決めました。ちなみにこのカメ野郎、気付いた時にはちゃっかり115系に無賃乗車していました。。
そしてEF64 1000番台JR貨物更新色の重連です。付属パーツ未装着なので、この場で取り付けようと工具一式も持参したのですが、歩き疲れにカメムシ騒動、さらには久々に外をノーマスクで歩き回ったツケが来て花粉症がひどくなり、加えて酔いが回って睡魔到来・・・と、これでもかというくらいコンディション悪化が進んできたため戦意喪失。結局コンテナも繋げずに機関車だけク〜ルクルという情けない状況となりました。。
スイスの赤い電車、アッペンツェル鉄道の「ワルツ」もアルプスには似合うだろうと持参。こちらも前面周辺の未完成部分を工作しようと思っていたのですが未遂に終わりました。赤いものは苦手なのか、こちらにはカメ野郎のご乗車はありませんでした。
しかし、久々に運転したのですが、「走り」と「光り」は上々を通り越して異常レベルなのを再確認。普通のEN22+MPギヤですが完成品の3分の1ぐらいの目盛りでスタートし、室内灯は引き通し&キャパシタの効果もあって白色LEDが煌々と灯っています。作った当時はまだ知識がなく、チップLEDを今の倍ぐらい搭載していたので間引く必要がありそうです。
高原のポニーC56も買ってからあまり日の目を見ていなかったので伸び伸びと走行。今にして思えば怪しいサイトで購入し、案の定、ロッドが片方はずれた状態で送られてきたブツだったので足回りが心配でしたが、ゆるゆると安定して動く姿に安心しました。2軸貨車は数両持参したのですがこちらも試験走行に終始。多少の疲れはあったにせよ、人間、あまりに自由時間を手に入れると趣味さえも「どーでもええわ」ってなるんですね。コワイコワイ 笑
そんなわけで眠けもMaxに達したのでエンドレスの真ん中に布団を敷いて(笑)早めに就寝しました。
翌日は雲海の発生を期待したのですが、気象条件が揃わなかったようで、前日と同じような「ちょっとモヤがかかった晴天」となりました。朝日を浴びた北アルプスの山々が奇麗です。スイスの電車にも日本アルプスを見せたりしながら朝食。
ひときわ高く尖った山容を誇るのが常念岳。その山肌に「常念坊」と呼ばれるお坊さんが五合徳利を持った「雪形」が現れると、田植えや種まきなど農作業の準備にとりかかるとされています。この日はそのことをすっかり忘れており、帰ってから写真を確認したらしっかりありました!
部屋を片付けて午前9時半にチェックアウト。ちなみに料金は平日の基本料金8,800円+公益費220円の合計9,020円でしたが、このロケーション、スペースを独り占めしてこの値段ですからコスパは超最高!ということになります。暖房を使うと570円かかりますが、明け方冷えたものの暖房を必要とするほどではなかったので今回はかかりませんでした。オートキャンプ場などもあるので、興味ある方はこちらをご参照ください。
さて、ミッション3)安曇野で蕎麦を食べる、4)北アルプスを見上げ、安曇野を見下ろすコテージに泊まって1人運転会をする・・・はまあまあクリア、
5)ついでになんらかの工作もする は見事玉砕しました。強い意思を持って今度こそ“アウトドア・モデリング”をやるゾ!と誓った朝でした。
次なるミッション6)として、池田町にある大雪渓酒造さんへ向かいます。県道大町明科線に面し、工場に隣接して直売店舗「花紋大雪渓」があります。蔵の見学などもできるようですが、残念ながらあまり時間がないので気になったお酒を2本だけ購入。ポイントカードを勧められましたが、「将来移住したら作ってくださいw」と、後ろ髪を引かれつつ店を後に。
店舗前のバス停を見ると「酒屋前」と書いてあります。これはネコバス🐈が来ますね、たぶん。
最後のミッション7)は大糸線または篠ノ井線の列車を撮る、でしたが、結局というかやっぱりというか大糸線へ向かうことにして、まずは安曇沓掛〜信濃常盤間のスポットへ向かい、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳などをバックに上り5232M・E127系2連を撮影。北アルプスのさらに北部となるこれらの山々はさらに残雪も多く映えます。
続いて信濃常盤〜南大町間の貝原踏切近くへ場所を移し、西南方向へカメラを向けて下り列車を撮ります。まずは5231M信濃大町行のE127系100番台2連。後方は餓鬼岳と思われますが詳しい方HELP求ム!
そしてやって来ました下り5M、E353系「あずさ」。これが撮りたかった!!
この「あずさ」で今回の旅のプログラムはすべて終了。ミッションは工作を除いてすべてクリアしたので、急ごしらえにしては満足度の高い旅となりました。今回はあくまでパイロット・プログラム、すなわち下見であります。近いうちに、今度こそ小鳥のさえずりを、渓流の音を聴きながら工作に励むという酔狂な旅を実現したいと思いつつ、こちらの戦利品を燃料にブログを書き終えたところです。
ということで皆さまお付き合いいただきありがとうございました。次回は「快速みすず」に戻る予定です。
駒ケ根I.C.から中央道、長野道経由を経由し、南アルプスに代わって現れた北アルプスの雄大な峰々にはやる心を押さえつつ安曇野I.C.をOUT。真っ先に立ち寄ったのは碌山美術館前に店舗を構える蕎麦処「寿々㐂」。人気のお店で今日も20分ぐらい待ちましたが、素朴にして美味な「天ざる蕎麦」を存分に楽しむことができました。
時刻は14時を少しまわったところ。今日は早めに宿へ入ってゆっくりする予定だったので、県民の皆さん御用達のスーパー・ツルヤへ立ち寄って食材を買い込み、安曇野から北アルプスを背にして東に見える小高い長峰山の山頂付近にある「天平の森」へ向けて車を走らせます。
こちらが本日の宿泊場所兼運転会場となる天平の森のコテージ。1週間前に急きょ思い立って予約したのですが、GW前の日曜泊という時節柄か、6棟あるうちの一番眺めが良いとされるNo.6を無事に押さえることができました。バリアフリー設計で広さも一番広いようです。365分の1泊だ許せ!笑
ほほ~♪♡
北アルプスに沈む夕日、眼下には安曇野のまち並み。絶好のロケーションです。
眺めの良いバスルームで軽くシャワーを浴び、車で3分ぐらいの場所にある展望台で暮れゆく安曇野のパノラマを鑑賞します。北アルプス残照、天頂には三日月。
コテージに戻ってからもしばらく夜景を楽しみます。
そして運転会準備。部屋のサイズが不明でしたが、R790のカント付きカーブと直線20数本、大型ポイント3基でほぼピッタリでした。
簡単な試運転ののち夕食。スーパーで買い物する時点ですでに高遠で歩いた疲れが出ていたので自炊は諦め、メインはトンカツ弁当に。まあ自炊したとしてもカレーなので五十歩百歩です 笑。しかし信州サーモンの刺身が手に入ったのは朗報で、醤油を忘れてきたことを悔やみつつ、塩とゴマドレッシングでサーモンサラダに仕立てたのでした。お供は安曇野の地ビール!
で、食後は運転会本番。今回は下見の意味もあってあまり多くの車両は持参しておらず、TOMIXの115系新長野色6両、同EF64 1000番台重連とコンテナ貨物、自作のアルプスの電車、KATOのC56といったラインナップです。まずは115系6連をエンドレスくーるくる♪
気が付くとカメムシが列車に向かってにじり寄っていきます。実はコテージ自体は快適だったのですが、カメムシが異常発生?していてカーテンや壁に十数匹がうごめいているというシュールな光景。1匹づつ捕まえては外に放り出していたのですがキリがないので“同居”を決めました。ちなみにこのカメ野郎、気付いた時にはちゃっかり115系に無賃乗車していました。。
そしてEF64 1000番台JR貨物更新色の重連です。付属パーツ未装着なので、この場で取り付けようと工具一式も持参したのですが、歩き疲れにカメムシ騒動、さらには久々に外をノーマスクで歩き回ったツケが来て花粉症がひどくなり、加えて酔いが回って睡魔到来・・・と、これでもかというくらいコンディション悪化が進んできたため戦意喪失。結局コンテナも繋げずに機関車だけク〜ルクルという情けない状況となりました。。
スイスの赤い電車、アッペンツェル鉄道の「ワルツ」もアルプスには似合うだろうと持参。こちらも前面周辺の未完成部分を工作しようと思っていたのですが未遂に終わりました。赤いものは苦手なのか、こちらにはカメ野郎のご乗車はありませんでした。
しかし、久々に運転したのですが、「走り」と「光り」は上々を通り越して異常レベルなのを再確認。普通のEN22+MPギヤですが完成品の3分の1ぐらいの目盛りでスタートし、室内灯は引き通し&キャパシタの効果もあって白色LEDが煌々と灯っています。作った当時はまだ知識がなく、チップLEDを今の倍ぐらい搭載していたので間引く必要がありそうです。
高原のポニーC56も買ってからあまり日の目を見ていなかったので伸び伸びと走行。今にして思えば怪しいサイトで購入し、案の定、ロッドが片方はずれた状態で送られてきたブツだったので足回りが心配でしたが、ゆるゆると安定して動く姿に安心しました。2軸貨車は数両持参したのですがこちらも試験走行に終始。多少の疲れはあったにせよ、人間、あまりに自由時間を手に入れると趣味さえも「どーでもええわ」ってなるんですね。コワイコワイ 笑
そんなわけで眠けもMaxに達したのでエンドレスの真ん中に布団を敷いて(笑)早めに就寝しました。
翌日は雲海の発生を期待したのですが、気象条件が揃わなかったようで、前日と同じような「ちょっとモヤがかかった晴天」となりました。朝日を浴びた北アルプスの山々が奇麗です。スイスの電車にも日本アルプスを見せたりしながら朝食。
ひときわ高く尖った山容を誇るのが常念岳。その山肌に「常念坊」と呼ばれるお坊さんが五合徳利を持った「雪形」が現れると、田植えや種まきなど農作業の準備にとりかかるとされています。この日はそのことをすっかり忘れており、帰ってから写真を確認したらしっかりありました!
部屋を片付けて午前9時半にチェックアウト。ちなみに料金は平日の基本料金8,800円+公益費220円の合計9,020円でしたが、このロケーション、スペースを独り占めしてこの値段ですからコスパは超最高!ということになります。暖房を使うと570円かかりますが、明け方冷えたものの暖房を必要とするほどではなかったので今回はかかりませんでした。オートキャンプ場などもあるので、興味ある方はこちらをご参照ください。
さて、ミッション3)安曇野で蕎麦を食べる、4)北アルプスを見上げ、安曇野を見下ろすコテージに泊まって1人運転会をする・・・はまあまあクリア、
5)ついでになんらかの工作もする は見事玉砕しました。強い意思を持って今度こそ“アウトドア・モデリング”をやるゾ!と誓った朝でした。
次なるミッション6)として、池田町にある大雪渓酒造さんへ向かいます。県道大町明科線に面し、工場に隣接して直売店舗「花紋大雪渓」があります。蔵の見学などもできるようですが、残念ながらあまり時間がないので気になったお酒を2本だけ購入。ポイントカードを勧められましたが、「将来移住したら作ってくださいw」と、後ろ髪を引かれつつ店を後に。
店舗前のバス停を見ると「酒屋前」と書いてあります。これはネコバス🐈が来ますね、たぶん。
最後のミッション7)は大糸線または篠ノ井線の列車を撮る、でしたが、結局というかやっぱりというか大糸線へ向かうことにして、まずは安曇沓掛〜信濃常盤間のスポットへ向かい、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳などをバックに上り5232M・E127系2連を撮影。北アルプスのさらに北部となるこれらの山々はさらに残雪も多く映えます。
続いて信濃常盤〜南大町間の貝原踏切近くへ場所を移し、西南方向へカメラを向けて下り列車を撮ります。まずは5231M信濃大町行のE127系100番台2連。後方は餓鬼岳と思われますが詳しい方HELP求ム!
そしてやって来ました下り5M、E353系「あずさ」。これが撮りたかった!!
この「あずさ」で今回の旅のプログラムはすべて終了。ミッションは工作を除いてすべてクリアしたので、急ごしらえにしては満足度の高い旅となりました。今回はあくまでパイロット・プログラム、すなわち下見であります。近いうちに、今度こそ小鳥のさえずりを、渓流の音を聴きながら工作に励むという酔狂な旅を実現したいと思いつつ、こちらの戦利品を燃料にブログを書き終えたところです。
ということで皆さまお付き合いいただきありがとうございました。次回は「快速みすず」に戻る予定です。