80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

E231系800番台の製作(2)

2024-08-19 13:38:21 | 中央東線方面
これをやらないと始まらない・・・ということでクハの車体切り詰めにトライします。PLUMの209系キットはいわゆる0番台仕様でクハの全長が中間車よりも長いため、これを1~2番目のドア間が狭い昨今主流のスタイルに改造します。


両者の図面を睨めっこしながら1~2番目のドア間を5.5mm縮めることにします。中央にあるドアコック蓋の両側にカットラインをケガき糸鋸でザクザク切ります。ドアコック蓋は移設を考えているので好都合。



こんな感じでカットできました。2両だけなので特に治具は使わず、耐水ペーパーでだましだまし接合面をなじませていきます。



接合に当たっては強度が欲しいので、天井裏の当て板のほか、側板部分は本キットの目玉ともなっているラインカラーのハメコミパーツを補強材代わりに使います。E231系800番台の帯はツートンで太いため、他の箇所も含めてこの帯パーツは埋め込んでしまい、ツートンに塗装した薄いプラシートを上から貼って表現することを考えています。



屋根板も同じ位置で5.5mmカットします。写真は裏打ちをして突き合わせたところ。



というのも、更新改造車ではこの位置にデジタル無線アンテナ設置と併せて巨大な“板”が載せられたのでビードの復元を大幅に省略できるからです。それにしてもこの“板”、アンテナ台座にしては大きすぎるし、これ自体が何かアンテナの一部になっているのでしょうか??



切り継ぎ前後の比較です。他の部分でも209系0番台とは寸法が変わっているかも知れませんが、もうこれ以上の切り継ぎは勘弁カンベンということで、もし全長が違っていても見なかったことにします。笑



前面はみかんモデルさんの3Dパーツ「改造用前面A」を使用。PLUMキットに合わせてあるらしくジャストフィットでニヤニヤが止まりません♪


コメント (2)
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