80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

(自由形)東海電鉄モハ700形の製作6

2016-03-17 01:01:49 | 自由形
こんばんは。久々の車両ネタです。自由形を少しだけいじりました。


切妻前面のモハ750形。なんかしばらくぶりに見るとヘッドライトの位置がやけに高すぎ!?




とりあえず側板と屋根板の継目にタミヤパテを多めに盛りました。このまま乾燥待ち。




湘南スタイルのモハ700形。パテ盛りしてからオデコのRを削るか、削ってからパテ成形するか・・・




結局、カッターで荒々削ってからパテを盛りました。もっと小さいRにするつもりが気付いてみれば普通の湘南形と同じくらい丸くなってました(^^; コーナーのRももっと大きくしないとバランス悪いですね。。




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限界突破はほどほどに

2016-03-14 08:43:23 | レイアウト
おはようございます。3月半ばというのに寒い朝です。ブルッ!


ヤード出入庫線の本線と接続する側のセクションを工事しているのですが、案の定、建築限界違反が続々と判明してしまいました。もとより限界定規なんて使っていないのでこうなることはわかっていましたけど~(^^;;
接近して見るまでもなく、この写真でもその悲惨さがおわかりいただけるかと思います。入線予定車両の中でも最大級、しかも車両限界突破の疑いもある自家製の0系で検証してみました。




上の写真では内側がギリギリになっているのがわかりますが、外側の方がむしろ悲惨な状況でした。怪しい個所は柵の基礎部分となるヒノキ材を外側に振り、高さも切り下げたのですが効果なし。




こりゃムリだ(^^ ガリガリになってるのは車両がこすったわけでなく、削らないことには通過試験すら始められないので急きょカッターで削ったもの。




ベースボードの切り出しやレールの敷設位置が一定でないので壁が近づいたり離れたりしますが、もう少し下がった場所にも1か所、こんな危険な場所がありました。もはや全区間補修は必須ですね。。




あと、本線から分岐してすぐに3.8%勾配が始まるため、本線との接触限界内で車端部の床下機器が本線レールスレスレになるという事態も発生していました。




いやはや建築限界、車両限界、接触限界・・・すべてに抵触しているとは恐れ入ります。(他人ごと)
人生いろいろな場面で「限界を超えろ!」「殻を破れ!」とさんざん言われ続けて育った結果がこれということで諦めましょう。。(さらに他人事)



さて、悲惨な話はこれくらいにしてちょっと楽しい話題を。
先日の投稿についてSatokawaさんから「鴬谷~上野間の列車線の掘割の雰囲気も感じる」とのコメントをいただきました。宇都宮線などはあまり利用しないので動画投稿サイトのかぶりつき動画を適当に検索して見てみたところ、掘割や擁壁の雰囲気もさることながら、それ以上になるほど!と思わせるブツを発見してしまいました。

場所はこちらですね。中央の掘割が13、14番線などの地平ホームへ降りていくアプローチ部分で下側が上野駅方向です。この掘割の上を高架ホームへの到着線がカーブしながら斜めに越えていく感じが、本レイアウトのトンネル入口にそっくりでした。




下から見上げるとこんな感じで、馬蹄形の補強材がオーバーハング状に張り出している部分がガーダー橋のイメージと重なります。実際のシーンは「上野」「前面展望」などで動画検索して確認してみてください。





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出入庫線の擁壁工事

2016-03-12 14:12:30 | レイアウト
こんにちは。久々の投稿になります。3月年度末は毎年仕事がピークなので模型工作が進みません。なんとか細切れ時間に手をつけているレイアウト工作の報告に今回もお付き合いください。
細切れでも車両は作れるじゃないかというご指摘もあろうかと思いますが、一度中断しちゃうとなかなか手が付かないんですね。ま、レイアウトも同じことで休眠状態だったのが一気に復活してしまっただけで、要は一度スイッチが入ると○っぱえびせん状態から抜けられなくなる性格だということです。。


駅セクションとつながるこの部分、凹型をした端部の“ゲタ”の底部が4mmベニヤ1枚と貧弱で、単独で切り離すと複線の両側がグラグラしていました。連結した状態では問題ないのですが、出入庫線の擁壁を紙で手軽に作りたいので、持ち運びするときに変な力がかかって歪んだり、接着部分がはがれたりすると面倒なので、上部にブリッジ状の補強を入れることにしました。




ベース材料はt1.0mmプラ板で、現物から採寸した型紙を使って形を切り出し、補強のため左半分を2枚重ねとしたうえ、さらに、たまたま手元にあったDIY用の金属板をネジ止めして強度を高めました。




セクションを連結してレールどうしの“合い”を確認したうえで、木ネジと接着剤を併用して取り付けたところです。金属板を地上側に貼ったのは線路上空のクリアランスがぎりぎりなためで、ナットとネジの尻も地上側に出っ張っていますが、トンネルの天井としてカバーしてしまうので問題ありません。




擁壁は板目紙で作ります。勾配に合わせて切り出したところ。実際は微妙に勾配が均一でなかったり、修正を重ねているため基盤面に接着剤の跡が盛り上がったりしていているので、上下面を現物合わせでかなり修正しないと設置できませんでした。(汗)




擁壁下側には、あらかじめカーブに合わせて接着用の台座が貼り付けてあるので、設置後はレールとの間に紙を挟んで固着を待ちます。




上側は複線間に「梁」を渡して固定。




擁壁の上部には柵を設置する予定なので、その基礎となる部分を4×8mmヒノキ材で作ります。お湯を沸かし、その蒸気を当てながら現物合わせでカーブを曲げました。




心もち外側(出入庫線側)にオーバーハング気味に出っ張るように接着します。カーブがでこぼこなのを隠す意味もありまして・・・




ところで、レイアウトの製作願望は私が鉄道模型に興味を持ち始めた当初からありました。当時愛読していたTMSには毎号レイアウトの秀作が登場していて大いに刺激を受けたのです。なかでも組立式はさまざまな事情を考えると現実的な選択肢として魅力的に映っていました。

これは1971年8月号に掲載された粟生弘太郎氏の組立式レイアウト製作記で、シーナリーは無くストラクチャーも鉄橋だけなのに、金属道床の組みレールとは明らかに一線を画した魅力にあふれていました。シンプルな構造ながらカントをつけたというところにこだわりを感じ、今のレイアウトにカントを導入するきっかけとなりました。脱線しないように調整するのが大変ですが見栄えの効果は抜群ですね。




そして、立体構造をもつ私のレイアウト構想の原型となっているのがこちらの記事です。1974年6月号に掲載された浜島猛氏の記事で、こちらもシーナリーのないシンプルなエンドレスプランながら、駅を二層構造にするなどの立体的な手法が参考になりました。氏のレイアウトでは複線の両側に上下を結ぶ勾配線が配置されていますが、これをよりシンプルに1線とし、複線の間から列車が顔を出してくるようにしたのが私のレイアウトプランです。





レールの曲線美という点ではこのレイアウトがとても印象深いものでした。西ドイツ(当時)在住のロルフ・エルツマー氏の手になる「REPA-Bahn」で1974年8月号に掲載されました。何重にも重なった隠しヤードなども衝撃的でしたが、この優雅な円弧を描く多数の線路群の構成美に憧れ、カーブポイントを多用する結果となりました(スペース制約の方が大きいですが・・・)。
ところが、いま記事の写真を見て気付いたのですが、てっきりカーブポイントだと思っていたのが、よくよく見ると普通の片開きポイントの前後を短くカットして、あたかもカーブポイントのように使っているではありませんか!!いや見事というほかありません。




ということで、現在は内側の擁壁を工事中。とくにお化粧はせず普通のコンクリート擁壁に仕上げる予定です。




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継ぎ目を隠す

2016-03-01 01:18:02 | レイアウト
こんばんは。

お手軽に地面が緑化できるグランドマット。最初は線路とベースボード端の間の幅の狭い部分だけにしようと思っていたのですが、思いのほか見栄えがいいので少し面積が広い部分にも敷き込んでみました。




しかし、ここまで幅広になると継ぎ目も目立ちます。フォーリッジやターフで隠せるとはいえ、そんなのが一定間隔で茂ってたら、それはそれで目立ちます。なんか別の方法はないかと考え。。




U字溝を掘ることにしました。掘るといってもベースボードの厚みは9mmしかないので“フタ”を表現するだけですが・・・
t1.0mmのプラ板にスジ掘りし、水抜き用の穴はまずφ1mmドリルで2か所ずつ穴を開け、間をカットして長穴としました。ペーパーだとこの長穴をうまく開けられないのでプラ板にした次第。




表面を艶消しグレーに塗り、穴の裏側には黒い紙を貼っておきます。




継ぎ目部分のマットを切り取りフタを設置。う~ん、いいんだけどゴルフ場のジオラマか!って感じですね(^^;
周りに草でも生やせば馴染んでくるでしょう。・・・と甘い期待♪




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