80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

富士急行モハ7033の製作(2)

2017-08-10 00:16:57 | 私鉄電車
こんばんは。KATOクモハ12052を種車にして富士急モハ7033を作っています。


実車は後年、増設側の運転台を撤去して片運転台車に舞い戻ったのですが、富士急入線当初は両運転台のまま運用についていたので、今回はその当時を再現すべく車体にはあまり手を付けないことにします。もちろん、改造が面倒だからにほかなりませんが。ただ、写真を見ていただくとわかるように、非公式側の中央と後ろのドアは中桟なしのHゴム窓のプレスドアに交換されているので、ここだけは改造することにします。




サードパーティー製の改造パーツも出ているようですが、今回は2枚だけなので、中桟を切り取り、上から真鍮線で作ったHゴムを乗せる方法を試みます。このままでは窓スミのRが小さいですが、Hゴムは心もち大きめのRにして乗せちゃえばわからんでしょ、という大甘な見通しでさっそく中桟を撤去。。




手すりやステップはφ0.4mm真鍮線で作ります。取付位置にわずかな窪みがあるため、それをガイドに穴開けをすればよいのですが、思ったより窪みが小さく、ドリルがすべりやすかったので、あらかじめコンパスの針先で押して穴を少しだけ広げておきました。




紙片でクリアランスを取りながら瞬着で取り付けていきます。




サクサクいくかと思ったのですが両運転台車だけあって2倍の作業量。。とりあえず今日はここまででいいや~♪(投げ出しモード)




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富士急行モハ7033の製作(1)

2017-08-06 09:44:35 | 私鉄電車
おはようございます。暑さでやる気スイッチが一気に弱メ界磁まで進段してしまった工場長、さっそくクモハ12を手に暴走を始めました。かつて富士急行に在籍した17m級国電払下げ3兄弟の末っ子、モハ7033に改造していきます。



まずは車体を分解。関係ないけど床下のカバーもはずしてみます。予想されたとおり両軸設計を片軸駆動にしたものでしたが、フライホイールだけは反対側のも残っていたのが意外でした。どうりでよく惰行するわけだ(笑)。ユニトラックの分岐器には約30mmにも及ぶ無電区間があるとのことなので、小型車両ではマストの装備なのでしょう。




さて、今回は床下はあまりいじりません。上回りの改造と塗装変更が主な作業内容になります。まずは増設運転台側のヘッドライトユニットとステップを抜き取り、プラ片を詰めて瞬着で固めます。信号炎管も削りました。




運転台側はステップのみ抜き取ればOKのはずでしたが、パンタをPS13から手持ちのエンドウ製PS16に換えようとしてあてがってみたところ、前後の取付ピッチが長いことが判明。測ってみると14×19mm。むむ、これは古いPS11にも換装できるようにとの配慮なのか??




取付穴の部分だけ改造してフィットさせようか悩みましたが、ランボードの脚の位置と合わず見栄えが悪くなるので、エコーのパンタ台付きランボード(写真上)にそっくり置き換えることにして、元のモールドはすべて削除・穴埋めしました。中央のパンタ取付用ネジ穴も埋めてあります。




埋めた箇所にパテを盛って乾燥を待ちます。差し込み式のヘッドライトは“首根っこ”に溝ができておもちゃっぽいので、瞬着で固定してしまい、溝にパテを盛りました。避雷器は実車はカバーのないタイプらしいのですが、模型では屋根と一体成型なこともあり存置しました。




カッターと耐水ぺーパーで形を整え、何度かサフを吹きながら表面を研磨し屋根の改造は終了です。




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KATOクモハ12052入線

2017-08-05 09:43:38 | 私鉄電車
おはようございます。KATOから16番のクモハ12が発売されたので1両購入しました。入門用という割には「052鶴見線」と謳っているとおり特定番号モデルになっていますが、個体差が大きい晩年の旧型国電ゆえ、「タイプ」で逃げるよりは潔いのかなと思います。


公式側。




非公式側。増設運転台とその後ろの埋められた窓が特徴。




手すりはモールドの簡易表現ですが、印象把握は秀逸で、ザ・旧型国電という感じです。




付属するユーザー取り付けパーツはなんとコレだけ。サボ受けです。側面の手すり、ワイパーなどは「グレードアップパーツセット」として別売りですが、このまま走らせても全く違和感がありません。




手すりやステップの取付穴がどうなっているのか、老眼の眼には辛くて確認できませんでしたが、画像を拡大して初めてわかりました。穴あけ位置に窪みだけつけてあるようです。




ディティールが淡泊と侮るなかれ。改造を繰り返した晩年の車両らしく、リベットがところどころ消えているのもしっかり表現されていますよ。ガレージメーカー並みのこだわりに脱帽。




動力は片台車駆動です。前作のクモハ40・41と共通設計のものを半分だけ使ったのでしょう。テストの感じではフライホイール搭載で非常にスムーズな走りでした。サウンドシステムが欲しくなるレベル。




ということで、以前に予告したとおり、このクモハ12を使って富士急行モハ7033を作っていきたいと思います。夏休みの宿題という名の浮気♪♪





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しな鉄で115系スカ色が復活

2017-08-02 06:28:04 | 実物・資料系(現在)
おはようございます。


しなの鉄道の115系復刻塗装シリーズ第3弾としてスカ色が加わったとのこと。(7/29から運行開始)

「しなの鉄道で「横須賀色」運行開始 「懐かしの色」第3弾」(ジョルダンニュース2017/7/29)


予想された結果ではあるのであまり驚きはしませんが心がザワつきます。み、見たいぞコレは!


『11月5日に北しなの線で115系にちなんだイベントを開催することを明らかにした。』
↑↑
コレも気になります。115歳の人集まれ~!って?(むりむり)

できれば来年の1月15日にも何かやってほしいところ。

いずれにせよ今後の動向に注目していきたいと思います。



こっちの動向は・・・
誰もキニシテいないはず。。(爆)





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