石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

9月22日本日はインターン生と共に国会見学をしました

2009年09月22日 | Weblog
 こんにちは、自由民主党所属国立市議会議員の石井伸之です。本日はNPO法人ドットジェイピーのインターン生及びスタッフの方と共に中川雅治参議院議員の紹介にて、参議院の国会見学を行いました。

 実を言うと、衆議院の見学については松本洋平前衆議院議員を通じて何度か行きましたが、参議院の方は初めてです。

 午前10時に参議院議員会館前で中川雅治事務所の渡○秘書さんと待ち合わせ、国会の北門から敷地内へ入ると、外壁の高圧洗浄をしている関係で、3階~4階部分までは真っ白な壁面が浮かび上がっており、いつも見ているくすんだクリーム色とは大きくかけ離れており、建設当時は真っ白だったことを知らない私にとっては違和感でいっぱいです。

 さて、警備員さんによる案内で参議院の議場に入ると、衆議院とは違って過去は貴族院だっただけあって、天皇陛下の御席が議長席の奥と傍聴席側にあり、豪華に感じます。

 さらに、参議院独特の投票システムである電光掲示板が設置されていたりというように、衆議院の議場とは微妙に違っておりました。

 それから、あらゆるところを回る中で、国会は男性社会だったことにより、平成10年頃まではまともに女子トイレが整備されておらず、扇千景さんの力によって男子トイレと同じく各所に女子トイレが整備されたという話は初めて聞きました。

 また、あちこちに唐草模様や鳳凰などの装飾施され、それだけでも歴史的に価値のある建造物になっており、現在の価値には到底換算できないそうです。ちなみに大卒の初任給が40円の時代に二千数百万円をかけて建設されたそうです。

 1時間半ほどで参議院での見学は終わり、赤坂見附で昼食休憩をしている中で、秘書さんとインターン生の間で会話が弾み、様々なやり取りがありました。

 その中で興味深いのは、秘書という仕事のやりがいと拘束時間の長さです。何といっても、秘書というのは議員に仕える仕事なので、その議員が本当に素晴らしいと思えなければ、早朝7時から深夜11時にも及ぶ長い長い拘束時間には耐えられないと言われておりました。

 ですが、中川雅治参議院議員ほど過去の輝かしい経歴を持ちながらも腰の低い人物はなかなかお目にかかれません。ちょうど6年前に参議院の東京選挙区へ立候補を決めた際に「青柳地域を回りたいので引き回しをしてほしい」との連絡をいただいたとき、平成15年に初当選をしたばかりの31歳であった私は戸惑いました。

 何といっても環境省トップの事務次官という役職は、私にとって雲の上どころから、軽く大気圏外へ放り出される感じでした。それでも私が30軒ほどの支援者宅へ伺うと、180センチを超える長身をしっかりと折り曲げて挨拶をされる姿に感動すら覚えました。

 こんなに物腰柔らかな方が、どうやってハイジャック犯人を捕えたのか不思議に思うほどですが、地方議員でも国会議員でも最初は無名である自分をこうやって一生懸命お願いする姿が大切であると思います。

 様々な方面で秘書の仕事について教えていただき、インターン生にとっても良い経験になったかと思いますので、残り少ない期間ですがこうやって様々な経験をさせてあげたいと感じました。
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