石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

9月30日本日は重度障害者施設「あすなろ」と福祉会館の見学をしました

2009年09月30日 | Weblog
 こんにちは、本日は8月9月の二ヶ月間受け入れていたインターン最終日となることから、福祉関係に興味を持っているインターン生と共に、午前中は谷保消防出張所の裏手にある、重度障害者施設「あすなろ」の見学と午後には国立市福祉会館の見学をしました。

 重度障害者施設「あすなろ」では、知的障害と身体障害の両方がある方7名が通所されており、係長さんからは忙しいところを大変丁寧に現状を説明していただいたところ、インターン生も興味のある分野だけあって、様々な質問を投げかけておりました。

 それでも一番の問題は昭和50年建設当時は障害を持つ児童施設として出発しているので、浴槽も小さく満足にシャワーも浴びることができません。

 さらに、35年を経過しているだけあって、水道・下水道・ガス・電気などの設備配管はボロボロで、何とか改修工事で凌いでいる状態だそうです。矢川北団地の学童施設や給食センターもそうですが、こういった施設の建て替えについても年次を追って順次計画を立てて行くべきはないでしょうか?

 午後からは福祉会館の見学を行い、4階大ホールの稼働率が9割以上という数字に驚きましたが、2階では浴室やマッサージ椅子、囲碁・将棋などもある関係で多くの高齢者が楽しそうに過ごしておりました。

 毎日200名以上が利用されるだけあって、いつもそうですが本日も満員状態で更なる高齢化により利用される方々が増えて行きますので、このような高齢者の居場所作りというのもさらに整備して行く必要を感じました。

 インターン生の見学と言いながらも、実際は自分としても新たな発見があり、今後の市政運営に向けて検討せねばならないポイントを知ることができたのは、大きな収穫でした。今後とも定期的に現場の声をいただく中で、議会の場で発言して行きます。

 インターン生の受け入れ期間は、この2か月で終了しますが、インターン生からは9月議会における自転車駐輪場条例の顛末を知りたいと言われており、臨時議会が開催される時には傍聴に来たいので、連絡が欲しいと言われておりますので、こうやって国立市議会について興味を持ってもらったのは嬉しく思います。

 それにしても臨時議会についての方向性は見えず、否決される原因を作ったとある与党議員と都市振興部の主張は「見解の相違」という平行線になっており、我々としては到底納得の行くものではありません。

 どちらの主張が正しいのか、現在のところ真相は闇の中になっておりますので、理論的にどちらの主張する数字が正しいのか、この部分をはっきりさせなければ、審議することもできず、臨時議会を開いても堂々巡りの議論が繰り返されるだけでしかありませんので、是非とも正確な数字を出していただきたいものです。
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